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『真夏の夜のジャズ』待望の日本公開に向けて4つのビジュアルを大公開!

2020.08.08

スクリーンショット 2020-08-06 14.23.29.pngアカデミー賞®6部門受賞で世界を席巻した『ラ・ラ・ランド』(2016)は、俳優を目指すミア(エマ・ストーン)とジャズを愛するセス(ライアン・ゴズリング)が登場する極上のエンタメ作品だった。ある場面で「ジャズなんて嫌い」とミアが言うと、「これから時間ある?」とセスがジャス・クラブへと彼女を誘う。そこでは音楽を通してメンバーを刺激し合い、コミュニケーションを交わすミュージシャンたちの演奏が繰り広げられ、セスは「彼らは音楽で交流したんだ」と目を輝かせる。やがてミアはジャズという音楽に身を任せていく。日本でも大ヒットした『ラ・ラ・ランド』は、ジャズが大フィーチャーしたゴキゲンな音楽映画として世界の観客を魅了した。そんな『ラ・ラ・ランド』に酔いしれた人にとってたまらない極上の音楽ドキュメンタリー『真夏の夜のジャズ 4K』が日本上陸する。

1958年夏、アメリカの瀟洒な避暑地で4日間に渡って行われた“ニューポート・ジャズ・フェスティバル”の模様を3台のカメラでとらえた『真夏の夜のジャズ 4K』が、8月21日より待望の日本公開を迎える。待望の公開に向けて、4つのビジュアルが同時解禁された。

まだ手作り感覚で運営されていたフェスティバルでは、音楽を演奏するバンドを乗せたオープンカーが走り、海岸ではリラックスして演奏するミュージシャンの姿も。家の屋根ではビールを片手に踊り出す人々など、街は音楽一色に染まる。そんな中で、音楽のカテゴリーを超えたレジェンドたちの熱演が収められている。ジャズ界の巨星ルイ・アームストロングを始め、ハスキーボイスのシンガー、アニタ・オデイ、ボブ・ディラン、クリント・イーストウッドらがリスペクトを捧げる天才ピアニスト、セロニアス・モンク、そしてビートルズも敬愛するロックン・ロールの神様チャック・ベリーら、音楽界のレジェンドたちが続々と登場する。

永遠に続く夢をお見せしましょう----こんなキャッチで公開される『真夏の夜のジャズ 4K』は、1959年にヴェネチア国際映画祭で初披露された。監督を務めたバート・スターンは、ニューヨークを拠点に活躍する写真家で当時28歳だった。その後、マリリン・モンローやキューブリック監督の『ロリータ』のボスターを撮影した名キャメラマンとして活躍を続けた。スターンの指揮の下、3台のキャメラで撮影された本編では、古き良き時代の雰囲気を伝えながら、ステージに登場するレジェンドたちの熱演を余すところなく伝える傑作だ。

今回解禁された4つのビジュアルは、左から4K版のアメリカと日本のポスターに加え、1959年公開当時のフランス版、プレスブックの表紙の4種類、それぞれがお洒落なビジュアルとなっている。新型コロナウィルスによって音楽フェスの中止が相次ぐ中、2020年夏は、映画観での大スクリーンで極上の音楽フェスを満喫してはいかがだろう。音楽界のレジェンドたちの競演に酔いしれる時、きっと心が躍り出す。  

真夏の夜のジャズ 4K

 上映時間:83分
スタッフクレジット:製作・監督:バート・スターン
出演:ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、チャック・ベリー、アニタ・オデイ 他
原題:JAZZ ON A SUMMER’S DAY 製作年:1959年 (旧作の日本公開:1960年/4K版上映は日本初)

©1960-2019 The Bert Stern Trust All Rights Reserved.

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