ザ・ローリング・ストーンズは、1974年10月にレコーディングし、ジミー・ペイジとリック・グレッチをフィーチャーした未発表曲「スカーレット」を、本日7月22日にリリースした。初公開となるこの曲は、今年4月にリリースされ高評価を受け大成功を収めた、「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」に続くものとなり、9月4日にマルチ・フォーマットで発売が予定されている『山羊の頭のスープ』に収録される。
層をなした分厚いギターが特徴的な「スカーレット」は、ザ・ローリング・ストーンズがこの神聖な時代にレコーディングした他の曲と肩を並べるほどにキャッチーで、みだらな雰囲気で、ストーンズ・ファンなら誰もが手にしたい聖杯だ。この曲ではゲストとしてジミー・ペイジがミック・ジャガーとキース・リチャーズと共に演奏しているが、他にも元ブラインド・フェイスのリック・グレッチがベースで参加している。長い間行方不明だったこの楽曲は、今回初めてリリースされることとなる。
ミック・ジャガーのコメント:「最初にロニーの家の地下のスタジオで、ジミーとキースとジャムったことを覚えている。最高のセッションだった」
キース・リチャーズのコメント:「俺の記憶だと、俺たちはツェッペリンのセッションの終わりに入っていったんだ。彼らはちょうど帰るところで、俺たちの予約は彼らの次だった。でもジミーは、そのまま残っていたんだ。俺たちはこの曲をレコーディングしようとしたのではなくて、デモのような感じでプレイした。雰囲気をつかむためにね。でも結構うまくいって、まあ、こういうラインアップだったので、じゃあ使おうと思った」
「スカーレット」は、9月4日にマルチ・フォーマットでリリースが予定されている1973年の名盤『山羊の頭のスープ』のボックス・セットとデラックスCD&LP エディションにも収録される。このエディションでは、数多くのアウトテイクやレア・トラック、オルタネイティヴ・ミックスに加えて、未発表の「オール・ザ・レイジ」と「クリス・クロス」も収録される。