認定NPO法人フローレンスが実施する「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」に共感をした、 人気ロックバンドグループ ”ASIAN KUNG-FU GENERATION” ヴォーカル&ギターの後藤正文が医療用防護服3,240枚の物資提供と支援活動への運営費の支援をした。 医療用防護服は、 衛生用品が不足する全国各地のNICUやこども病院へ配送されている。日々、 感染のリスクと向かい合っている医療従事者の皆さんを支えたいという強い想いから、 物資の調達、 国外からの輸入に関するすべての手続きを、 自身で進めたとのこと。
新型コロナウイルス感染症の影響で、 マスクや消毒液など衛生用品の不足が長引くなか、 感染すると重症化しやすい「医療的ケア児者」、 またそうした人々を支える医療施設へのサポートが課題となっている。医療的ケア児者とは、 難病や障害のため、 生きていくのに人工呼吸器やたんの吸引、 経管栄養など医療的なケアを必要とする障害児者のこと。国内親子領域社会課題に取り組む認定NPO法人フローレンスは、 4月6日より「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を立ち上げ、 コロナ禍の影響を特に強く受けている「医療的ケア児者家庭」「ひとり親家庭」「経済困窮家庭」に向けた緊急支援を実行してきた。
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医療用防護服は、 衛生用品が不足する各地のNICUやこども病院、 以下6施設へ配送されている。
後藤正文 コメント
普段から支援活動をしてくださっている皆さんの活躍によって、 物資が支援物資になりました。 心から感謝します。 また、 自粛要請の期間中、 様々なリスクにさらされながらも働きづつけたすべての方に尊敬の念を送ります。 誰もが未知のウイルスからの影響を受けながら、 それぞれの生活を送っていると思います。 少しの優しさを持ち寄って、 あるいは分けあって、 乗り越えられる日を願っています。
国立成育医療研究センター 近藤 コメント
ご支援をいただき、 本当に助かりました。 一時は本当にマスクや防護服が足りず、 SNSなどで物資提供や寄付を募る発信をしていたところ、 フローレンスをはじめとしてたくさんの団体や個人の皆様から物資の提供をいただくことができました。 感染症拡大の影響を受け、 病院でもなかなか物資の確保ができず、 また価格も高騰して手が出せなくなっていました。 そんな中、 このように著名な方が自ら物資を探して確保・提供いただいたということをお伺いし、 驚くと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。
緊急事態宣言は解除されましたが、 親子を取り巻く様々な問題が解決したわけではない、フローレンスは、 今後も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける親子を支える取り組みを継続、また、 国内親子領域の課題解決に最前線で取り組む団体として、 今も新たに生まれている社会課題に取組んでいくとのこと。 この活動は、 フローレンスの活動に共感してくださる法人・個人の皆さんからのご寄付によって支えられている。
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