光文社より4月22日(水)に刊行された、 『彼らを書く』(著・片岡義男)が売れ行き好調につき重版することが決定。 2刷5,000部を増刷し、 累計11,000部となった。
この「彼ら」とはボブ・ディラン、 ザ・ビートルズ、 そしてエルヴィス・プレスリーのことである。 書き下ろしエッセイに登場する彼らの映画・ドキュメンタリーなどの映像はDVD37枚分。 その一枚一枚を取り上げながら、 あの乾いた筆致で著者・片岡義男が「彼ら」への思いを綴った、 必読の一冊となっている。 エッセイ本文に添えられたディラン、 ビートルズ、 エルヴィスの貴重写真はなんと87枚。 文章と絶妙に絡み合う、 オールカラーページBOOKという豪華なつくりとなっている。
取り上げられた映像作品は「THE BEATLES THE FIRST U.S. VISIT」「BACKBEAT」「I Wanna Hold Your Hand」「NOWHERE BOY」「NO DIRECTION HOME」「Dylan Speaks」「DONT LOOK BACK」「Love Me Tender」「Jailhouse Rock」「Heartbreak Hotel」など、 全部で31作品。 有名な「A HARD DAY'S NIGHT」や「HELP!」などが含まれていない“カタオカ・チョイス”にも、 ファンの深読みがすでに始まっている。
9月公開予定のザ・ビートルズ映画「GET BACK」を心待ちにしながら読み進めるのに最適の一冊。
目次を一部紹介
<ザ・ビートルズ>
●さきにかねをもらわないと
●ご家族みんなのビートルズ
●THE BEETLESと綴られたことは何度もある
<ボブ・ディラン>
●時代はとっくに変わった
●始まりの終わりの始まりの始まり
●答えを見つけることはとっくにやめたよ
<エルヴィス・プレスリー>
●それは白黒シネマスコープの西部劇だった
●ピーナツバターとバナナのサンドイッチ
●偶然というものはない
書棚企画を「HIBIYA CENTRAL MARKET」で開催!
東京ミッドタウン日比谷3F「HIBIYA CENTRAL MARKET」で、 『彼らを書く』刊行記念書棚企画を6月1日(月)から開催中。 書籍に登場する音楽とともに、 片岡義男の世界観を味わえる。
「HIBIYA CENTRAL MARKET」
東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷3階