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「劇場版 おいしい給食 Final Battle」武田玲奈が語る女優としての変化とは?

2020.03.26

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公開中の映画『劇場版 おいしい給食 Final Battle』で初教師役を演じた武田玲奈が、グラビアを卒業した心境を語った。
 
人気ドラマ「おいしい給食」を映画化した本作は、1980年代の中学校を舞台とした学園グルメコメディ。給食のことしか頭にない“給食絶対主義者”の男性教諭・甘利田幸男と“給食マニア”の男子生徒・神野ゴウの、給食にまつわる闘いが描かれる。甘利田を演じるのが市原隼人。ドラマ版では、そのぶっ飛んだ給食の食べっぷりが話題を呼んだが、映画版ではさらにパワーアップ。一方、そんな甘利田を見つめる(?)のは、武田玲奈演じる新任教師の御園ひとみ。デビューから数年、さまざまな作品でさまざまな表情を見せる彼女が意識する女優としての変化とは?
 
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――先生役を演じてみていかがですか?
 
武田:学校の先生役を演じることは初めてだったのですが、中学生との距離の取り方、距離の縮め方が難しいですね。みんな仲間内で盛り上がっているので、その中に入っていくことがしにくくて先生は大変だなと思いました。
 
――御園先生、ステキでした。武田さん自身と似ているところを教えてください。
 
武田:御園先生は、生徒たちとまっすぐに向き合おうとしています。その気持ちは、私がお仕事に対して向き合おうとしている気持ちと同じなのかなと思います。ただ、御園先生は頑張って頑張って空回りしちゃうタイプなのですが、私自身は自分に甘い部分もあるので、そこまで頑張ったりはしないというか。だから、そこは見習いたいなと感じました。
 
――最後のホームルームのシーンは、テレビシリーズとは全く違う雰囲気でしたね。
 
武田:重要なシーンなので、綾部監督も生徒たちに「ここは大事なシーンだから私語厳禁だよ」とテスト中からお話されていました。私は過去にも綾部監督の作品でお世話になっていますが、当時、私も重要なシーンの前に監督から「私語厳禁だよ」と言われていたことを思い出しました。
 
――同シーンで、武田さんご自身のお芝居は感情の持って行き方など、大変なことはありましたか?
 
武田:どのくらいまで感情を上げたらいいのかなとか、探り探りではありましたが、甘利田先生役の市原さんが私のお芝居に合わせてくださったので、自分のなかで自然に出てきた感情を出そうと思いながら演じました。
 
――あの時に着られていた赤と紫のワンピースがすごく似合っていました。他の洋服もすべてステキでしたね。
 
武田:そうですね。80年代の色々な衣装を着させていただきました。ちょっとコンサバっぽいセットアップとか、ブラウスには絶対に大きなリボンがついていたりして、すごく可愛らしかったですね。毎回、衣装が楽しみでした。
 
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――現在、武田さん自身はどんなファッションを楽しまれていますか?
 
武田:スポーティな格好が多いですね。それか着やすさ重視。パンツのほうが多いです。よく着ているのは白か茶色か、黒かな。そこにたまにネオングリーンやネオンイエローといった差し色を入れたりして。今のお気に入りはネオンイエローのタートルネックかな。そうしたポイントになる色を入れたりして楽しんでます。
 
――ところで、グラビアは卒業されると聞きました。今後は完全に女優業に軸を置いて活動されていくのですか?
 
武田:そうです。グラビアをやりながらでもよかったんですが、区切りをつけたほうがいいかなと思って。お芝居は、最初に出た作品のときからすごく好きだと思えたんです。
 
――どんなところにやりがいを感じていますか?
 
武田:現場で演じているときが一番楽しいですね。脚本を読んでいる時点では分からなかった感情が、ほかの役者さんとのやりとりのなかで生まれていったり、そうしたときに、やりがいを感じます。
 
――スタイル維持についてもお聞かせください。なにか特別なことをされていますか?
 
武田:食べることが好きなので、特別なことはしてないんですよね。どうしても絞りたいときには、炭水化物をちょっと抜くとか。無理はせずに、できる範囲のことをしています。運動は、普段はあまりしないんですけど、最後のグラビア撮影をする前には自宅で筋トレをしていました。YouTubeなどに上がっている自重筋トレですね。5分筋トレとか10分筋トレとか。手ごろなものを見ながらやっていました。
 
――本作では神野ゴウくんが給食に色々な工夫を加えますが、武田さんが何か普段の食事で一工夫加えて食べるものはありますか?
 
武田:納豆にスクランブルエッグを入れて食べます。もともと実家のメニューとしてよく出てきていたんです。それが好きだったので、一人暮らしの今も、時間があるときには、作ります。納豆には生卵ではなくて、スクランブルエッグ。美味しいですよ。
 
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――改めて、出来上がった映画を観て好きなところを教えてください。
 
武田:ゴウくんの甘利田先生に向けたドヤ顔が好きです。映画だとすき焼きをしているところとか。めちゃくちゃ可愛いですよね(笑)。中学1年生という年齢もちょうど可愛いなと思えます。
 
――現場では生徒たちと話すこともあったのですか?
 
武田:みんなが宿題をやっていて、「やってみてください」と言われたりしましたが、なかなか難しかったです。数学とか見せられて、「頑張ってね」と言って、自分たちでやってもらいました(笑)。
 
――ご自身のシーンでのお気に入りは?
 
武田:うーん。居酒屋さんのシーンが楽しかったですね。綾部監督にも「酔っ払いの場面、うまいね」と褒めてもらえて嬉しかったです。あそこは実際に結構食べたりもしていたので、お腹がいっぱいになりました(笑)。でも、食べながらのお芝居って難しいんですよね。普段だと食べながらおしゃべりも普通にできるのに、不思議ですよね。
 
――甘利田先生とゴウくんは給食命ですが、最近武田さんがハマっていることは?
 
武田:サウナにハマり始めました。共演したお友達が「いいよ」と勧めてくれて、一緒に連れていってもらったんです。そこで入り方も教えてもらって。その子とは銭湯でしたが、最近、静岡での撮影があって、有名なサウナがあったので、そこにはひとりで行きました。サウナに入って、水風呂に入って。いいですよ。健康にもよさそうだし、肌もすごくキレイになります。女の子にはすごくおススメです。私自身もまだブームが続きそうです。
 
――最後にメッセージをお願いします。
 
武田:ドラマからちょっと時間が空いたので、ようやくみなさんに届けられると嬉しく思っています。大人から子供、おじいちゃんやおばあちゃんまで一緒に楽しめる映画です。給食というテーマで観終わったあとにもみんなでお話できますし、劇場版は感動もできます。ぜひ楽しみに観にきてください。
 
 

Live Info.

劇場版 おいしい給食 Final Battle

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ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国で公開中
 
1984年。給食マニアの教師・甘利田幸男(市原隼人)に衝撃が。なんと、学校から給食が無くなるというのだ!!「どちらがよりおいしく給食を食べるか」という超絶給食バトルを甘利田と繰り広げている生徒の神野ゴウ(佐藤大志)は、【給食改革】を目指し、生徒会選挙に出馬すると高らかに宣言。そんな2人を見守る新人教師の御園ひとみ(武田玲奈)の心労は果てしない…。給食一筋ウン十年。甘利田は愛する給食を守るため、史上最大の給食バトルに打ってでる!
 
市原隼人
武田玲奈/佐藤大志 豊嶋花 辻本達規/水野勝 直江喜一 ドロンズ石本/いとうまい子 酒向芳
BOYS AND MEN BOYS AND MEN
 
監督:綾部真弥 
脚本:永森裕二 綾部真弥 プロデューサー:岩淵規
撮影:小島悠介 照明:大庭敦基 録音:井家眞紀夫 美術:伊藤悟 フードスタイリスト:松井あやこ
ロケーション協力:比企フィルムコミッション/埼玉県川島町/埼玉県川島町教育委員会
主題歌:「君の花」 作詞作曲:こんどうたかふみ 歌:松本大輝(AMG MUSIC) 
 
制作プロダクション:メディアンド 企画:AMGエンタテインメント 
製作:「おいしい給食」製作委員会 配給:AMGエンタテインメント/イオンエンターテイメント
 
製作年:2020年/カラー/ビスタ/5.1CH/約102分 
(C)2020「おいしい給食」製作委員会
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