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『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』シネマトリップ特別版ドラン特集号明日から映画館で配布開始!

2020.02.06

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2009年、19歳の才能に世界は一瞬で魂を奪われた。初監督・脚本・主演・プロデュース、そのすべてを成し遂げた作品『マイ・マザー』で、カルチャーシーンを一変させたグザヴィエ・ドランだ。それからも新作を発表するたびに、権威ある国際映画祭を驚きと陶酔で席巻し、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査委員賞を受賞し、前作『たかが世界の終わり』ではカンヌ国際映画祭グランプリの栄誉に輝いた。そして今、30歳になったグザヴィエ・ドランは、節目となる年に、自らを祝福するかのような最新作を完成させた。
 
物語の着想は19歳の時だった。つまり監督デビューから10年の時を経て、満を持して挑んだ作品となる本作は、子役をしていた自身の経験から生まれた物語。カナダで子役として活躍していた8歳のドランが、『タイタニック』を観て感動し、レオナルド・ディカプリオにファンレターを書いたという思い出からインスパイアされた物語だ。
 
今回のシネマトリップ(新宿ピカデリーはじめSMT系の劇場他、全国の公開劇場で配布されるフリペ)は通常の号とはガラリと装いを変えたスペシャルイシュー。タイトルに「トリップ」とあるように、通常号はイラストで描かれた風景で構成される表紙が、今号ではドラン特集を記念してグザヴィエ・ドラン本人が起用されている。
 
本紙特集内では『マイ・マザー』『胸騒ぎの恋人』『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』『Mommy/マミー』『たかが世界の終わり』などドランの世界が一目でわかる監督作品の解説ページから、最新作を丸っと紹介するページ、ドランに魅せられた著名人の声を集めたページ、本作の舞台となるNYを旅するページなど盛りだくさんの内容に加え、なんとムビチケオンライン券が200円安く購入できる特典もついている超スペシャル号。
 
グザヴィエ・ドランを改めて振り返る映画ファンにとっても、初めてドランの世界に触れる入門者にとっても読みごたえのある1冊になっている。この特別号は2月7日(金)より本作が公開される劇場(※一部除く)に設置される。※劇場一覧はこちら(詳しくは各劇場に直接お問い合わせください)
 

ドランが語る最新作についてのコメント(本紙より)

―『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は僕自身の経験が物語のヒントになっている。劇中には2 組の親子が登場するが、母と息子、それはこれまで僕が描いていたテーマだ。今作はそのテーマの集大成だと思っている。
 

Live Info.

映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』

美しきスターが、死んだ。
一人の少年との”秘密の文通”により明かされる、切なくも衝撃的な死の真相。
2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳の若さでこの世を去った。自殺か事故か、あるいは事件か。謎の真相の鍵を握るのは、11歳の少年ルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブレイ)だった。それから10年の歳月が過ぎ、ジョンとルパートがかつて交わした “秘密の文通”が一冊の本として出版される。今では注目の新進俳優となったルパートが、100通以上の手紙の公開に踏み切ったのだ。さらにルパートは、著名なジャーナリストの取材を受け、すべてを明かすと宣言するのだが──。
 
監督:グザヴィエ・ドラン   脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー
出演:キット・ハリントン ナタリー・ポートマン スーザン・サランドン ジェイコブ・トレンブレイ キャシー・ベイツ
提供・配給:ファントム・フィルム、松竹 PG12 カナダ・イギリス映画/スコープサイズ/上映時間:123分 
原題:The Death and Life of John F. Donovan   
 
©2018THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.
 
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