1980年代、めんたいロック全盛期の博多で絶大な人気を誇り、伝説と呼ばれたバンド、FULL NOISE〈フルノイズ〉がリユニオン後初の東京でのライブを12月8日（日）に渋谷のLOFT HEAVENで開催する。
フルノイズは1978年にボーカルの井上マサルとギターのルーク寺島を中心に結成、その多種多様な楽曲と自由奔放な活動スタイルで、博多を中心に精力的に活動した骨太なロック・バンド。
ライブハウス兼貸しスタジオ〈ダークサイドムーン〉を拠点にし、福岡市親不孝通りにあったライブハウス〈80'sファクトリー〉でも常連であり、モッズやロッカーズ、ルースターズなどビート系のバンドにも多大な影響を与えたが、自主制作盤一枚を出したきりで1985年に解散した。
その後、2011年に彼らが自主制作盤として残していたライブ・アルバム『フルノイズ82』が全国リリースされると大きな反響を呼び、彼らの再始動を熱望する声と共に再評価の動きが高まり、その声に応えるように2017年11月、単なる懐古的なものではなく、新曲を何曲も携えての再始動のスタートを切った。
彼らと同郷である山口洋（HEATWAVE）は、フルノイズについてこう語っている。
「最初のローカルヒーロー。群れないところが途方もなく格好良かった…特別に好きなのは『OK』。今でもソラで唄える」
今回行なわれる東京でのライブは、1982年以来、実に37年ぶりだという。伝説の屋号に胡坐をかくことなく、若々しくエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げている今のフルノイズが一体どんなライブを見せてくれるのか、大いに期待したい。
また、山口洋（HEATWAVE）、百々和宏 with 有江嘉典といった福岡出身のミュージシャン揃いの共演もあり、サンハウスから脈々と受け継がれてきた福岡のビート・ロックの系譜を存分に堪能できるまたとない一夜となりそうだ。
なお、フルノイズはこのLOFT HEAVEN公演の前、12月6日（金）に下北沢251でもライブを行なう。こちらは花田裕之と近藤智洋をゲストに迎える。
商品情報
NOISE HOTEL
Noise Project Fukuoka NOISE1978
定価：2,000円＋税
＊1980年代、めんたいロック全盛の博多で絶大な人気を誇り、伝説と呼ばれたフルノイズ。彼らの1979年から83年までの未発表音源を含むオムニバスアルバム。過去においてもシングル盤、カセットテープと、発表作は極端に少なく、現在入手可能な物は2011年にミディレコードより出された『FULLNOISE82』のみであることを考えると、正にファン待望の一枚と言えるであろう。本作はフルノイズの魅力を存分に伝えるのみならず、80年代博多ロックシーンの圧倒的な熱量を伝える貴重なドキュメントとなっている。
【収録曲】
01. パンクの星
02. 男の仕事
03. What Do You Want?
04. フライトココ
05. ナイトドッグス
06. 傷心の日々
07. Watch The TV
08. 心のままに
09. 偉そうな奴
10. 涙のアリス
11. フライトココ
12. スライダー
Live Info.
SMILEY'S CONNECTION 〜NOISE HOTEL TOKYO〜
【出演】
FULL NOISE（from 福岡）
山口洋（HEATWAVE）
百々和宏 with 有江嘉典
【日時】2019年12月8日（日）OPEN 18:00 / START 18:30
【会場】LOFT HEAVEN（東京都渋谷区渋谷2-12-13 八千代ビルB1F）
【料金】前売￥4,000 / 当日￥4,500（共にドリンク代別￥600）
＊椅子席（全席自由）
＊チケットはイープラスにて発売中
【問い合わせ】LOFT HEAVEN 03-6427-4651
【出演】
FULL NOISE（from 福岡）
花田裕之
近藤智洋
【日時】2019年12月6日（金）OPEN 18:30 / START 19:00
【会場】下北沢251（東京都世田谷区代沢5-29-15 SYビルB1）
【料金】前売￥4,000 / 当日￥4,500（共にドリンク代別￥600）
＊チケットは251店頭、イープラス、ローソンチケットにて発売中
【問い合わせ】下北沢251 03-5481-4141
