新たな小説レーベル「APeS Novels(エイプス・ノベルズ)」が始動。 名だたる作品を世に送り出し、 日本のマンガ黄金期を築き上げた『週刊少年チャンピオン』が、 2019年7月に創刊50周年を迎えることを記念したプロジェクトが「APeS Novels」だ。
レーベル第1弾作品は、 手塚治虫の代表作『ブラック・ジャック』 と、 つのだじろうによる オカルトマンガの金字塔『恐怖新聞』 をラインナップ。 瀬名 秀明 による『小説 ブラック・ジャック』と、 大石 圭 による『小説 恐怖新聞』を、 2019年7月16日(火)に刊行。いずれも 原作の登場人物 などの設定はそのままに、 ストーリーを 現代 に合わせて新たに書き下ろしたオリジナル作品。
2019年8月には、 『エコエコアザラク』古賀 新一 と 『多動力』堀江 貴文 のノベライズ作品も刊行予定。 『小説 エコエコアザラク』は、 テレビでもおなじみの ホラー作家・岩井志麻子 が、 『小説 多動力』は著者の 堀江貴文 自身がノベライズを手掛ける。 各作品の世界観にベストマッチングな作家の面々に、 “ホリエモン” こと堀江貴文も参入し、 他では味わえないエンターテインメントを追求したラインナップとなっている。
商品情報
小説 ブラック・ジャック
著者:瀬名 秀明
原作:手塚 治虫
仕様:四六判、 296ページ
定価:本体1,500円+税
配本日:2019年7月16日(火)
ISBN:978-4-416-71924-4
医療ロボットの目覚ましい進歩が語られるようになった昨今、 遂に自律型AIを搭載した医療ロボットが開発された。 その開発チームの医師の口から飛び出した言葉は、 あたかもB・Jへの挑戦状だった――(第1話「B・J vs. AI」)。 AI、 iPS細胞、 終末期医療など、 現代医療のトピックスにブラック・ジャックがメスを入れる。
小説 恐怖新聞
著者:大石 圭
原作:つのだ じろう
仕様:四六判、 288ページ
定価:本体1,500円+税
配本日:2019年7月16日(火)
ISBN:978-4-416-71925-1
生まれ故郷の新潟を離れ、 都内の大学に通う女子大生・桜子。 二年の春を迎え、 ボーイフレンドの孝二郎と過ごすはじめてのゴールデン・ウィークを前に、 浮き立つ気持ちを押さえられずにいた。 しかし、 その夜日付けが変わると共に、 桜子が暮らす地上十一階の部屋の窓から、 突然飛び込んできた「新聞」。 そしてそこに書かれた孝二郎の事故死を報せる記事。 慌ててかけた電話で、 いつもと変わらぬ孝二郎の元気な声を聞けたが、 まんじりともしないまま朝を迎えた桜子は、 着の身着のままで孝二郎の家へ向かう。 すでにアルバイト先に向かったあとだった彼を追う桜子を待っていたのは、 悲しくも恐ろしい運命だった――。
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