映画監督・ミュージシャンの登竜門的存在となっている 映画祭「MOOSICLAB2018」に向けて製作された「いつか輝いていた彼女は」が、35分という中編作品ながらその演出力の高さから密度の濃い作品として評価を集め、注目インディペンデント映画が参戦する「仙台短編映画祭」 「Kisssh Kissssssh映画祭」「さぬき映画祭」「とよはし映画祭」など数々の映画祭にて続々と招待上映を果たし 、この度、4.19(金)~1週間限定でアップリンク吉祥 寺での単独レイトショーが決定した。
女優出身の監督・前田聖来は、かつて自身が感じていた 「芸能活動」と「学校生活」での息苦しさをベースに、ど こまでも冷めた目線で、女子高生の嫉妬と人間関係をリア リティを追及した演出で描いている。主演にはミス iD2018出身の小倉青。音楽は、ティーンエージャーから 熱い支持を受けるSNS発信で結成した3人組ロックバンド 「MINT mate box」が参加。
尚、公開時には監督・キャストによる舞台挨拶のほか、 前田監督によるショートフィルムの併映も予定。公式サイ トやTwitterなどで続報を待とう。
また今回の単独公開に向けて、前田監督&キャストのコメント、ポスタービジュアル、場面写真などが一気にが発表となった。
前田監督&キャスト コメント
学生時代の最後に制作した作品が、まさか単独上映がされるなんて、本当に夢にも思いませんでした。昨年3月に制作をした本作ですが、沢山の映画祭で上映され、最終的にこんな形まで羽ばたいてくれる作品となり、嬉しいかぎりです。未熟な点も沢山ありますが、一年前の私の最大限の映画愛が詰まっています。是非、劇場に足を運んで頂きたいです。
ーーー前田聖来(監督)
この度、当作品の単独上映が決定しました。この物語には夢を追う女子高生たちが登場します。もがきながらも光る彼女たちの煌めきを見つけていただけたら嬉しいです。気になった方は是非劇場へ足をお運びください。
ーーー小倉青(女優)
単独上映とてもとても嬉しいです。この作品に描かれた青春時代の苦い部分を観て、あの頃あの世界の中で必死に生きて、もがいていた私達も成長出来てると良いなと思いました。とにかくたくさんの人達に観て頂けますように!是非劇場に観に来て下さい!お待ちしております!
ーーー里内伽奈(女優)
この映画は「女優・前田聖来」の生前葬です。芸能科のある高校の「特別」になれるのに「特別」に興味のない女の子。「特別」になりたいのになれない女の子達のお話です。自分は「特別」にはなれないのではないかとふと気付いたことはありますか?それはいつですか?私はこの子達と同じ頃でした。それでも、私はまだ走っています。映画を見終わった後、私はスクリーンを睨みつけていました。そして女優としての彼女を知っている私は彼女を想って泣きました。子役から女優を続けていた「女優・前田聖来」の成仏をみなさんで見届けてほしいです。
ーーー日高七海(女優)
この度は単独上映が決まりとても嬉しく思っています。これも皆様のご協力と応援あってのことだと思い本当にありがたく幸せなことだと思います。「いつか輝いていた彼女は」は私にとってとても大切な作品です。より多くの方に見ていただける場を与えてくださった皆様、本当にありがとうございます。
ーーー柳澤佳那(女優)
新しい出会いが増えて、思い出が上書きされていきがちなこの時期に この映画が単独上映されることが決まって嬉しいです。若い時だからこそ悩めること、あの頃だったから悩めた事に、この映画を観てもう一度焦点を当ててみて、日々の何気ない色んな感情をより大切に思ってもらえたら嬉しいです。
ーーーmahocato( MINT mate box)
Live Info.
「いつか輝いていた彼女は」
2019.4.19(金)-4.25(木)アップリンク吉祥寺にて限定レイトショー!
監督・脚本:前田聖来|主題歌: MINT mate box「青春っていつも何かがたりない」(MMB RECORDS) |企画:直井卓俊|プロデュ ーサー:和田有啓|撮影:原山星舟|照明:島田翔|録音:中尾功俊|助監督:岩瀬航|制作担当:ユ・ウンビ|スチール:中 本れみ|音楽:鯨岡弘識|宣伝協力:ボダパカ|配給・宣伝: SPOTTED PRODUCTIONS|カラー|スタンダード|35min ©2018「いつか輝いていた彼女は」製作委員会
ネクストブレイク候補として注目されるバンド、MINT mate boxのボーカルのマホ(mahocato)は、取材で 母校の高校に訪れ、当時の友人・茜(小倉青)に想いを巡らせる。二人は高校の芸能科に在籍し共に音楽活動をす る仲間だった。高校時代のある日、マホは茜を置いて彼氏と下校し、予定していたライブを辞めると電話で伝える。 茜はマホの発言に憔悴しているが、その茜の姿をひそかに喜ぶのは友人の女子達である。お互いを比べ合う女子 高生たちの純粋かつ歪んだプライドを、痛々しくリアルに描く。
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