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銀杏BOYZ(峯田和伸)の楽曲を岡田惠和が映画化! 甘酸っぱくて切ない青春物語『いちごの唄』(古舘佑太郎、石橋静河 出演)が映画化決定!

2018.09.03

主演に古舘佑太郎、共演に石橋静河を迎えた映画『いちごの唄』の製作が決定した。
銀杏BOYZ(峯田和伸)の楽曲を脚本家の岡田惠和が映画化した、甘酸っぱくて切ない青春物語だ。

数々の名誉あるドラマ賞を総なめにした『奇跡の人』(BSプレミアム)、記憶に新しい朝の連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)で、脚本家と出演者という形で競演した岡田惠和と峯田和伸。
そこから意気投合した二人は親交を深め、2018年春発売、共著による小説『いちごの唄』(朝日新聞出版社)へと発展した。
『いちごの唄』は小説化と映画化を同時並行で実践。小説原作と映画の脚本を手掛けた岡田惠和が銀杏BOYZの楽曲7曲からインスパイアされ、イメージされた物語をオリジナルで紡いでいく。
峯田は小説をイラストという形で共著し、映画への出演も決定している。そして映画は、銀杏BOYZを愛して止まないキャスト・スタッフが集結する。

ドラマ『この世界の片隅に』や映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』など日本を代表する脚本家・岡田惠和と、カリスマロックバンドを率い、テレビドラマ『高嶺の花』にまで出演する多才なアーティスト・峯田和伸の二人に加え、出演者はミュージシャンであり俳優としての活躍も注目される古舘佑太郎、2017年には新人女優賞を総なめ、NHK連続テレビドラマ『半分、青い』などの出演でひっぱりだこの石橋静河ほか、さまざまな分野の気鋭のキャスト・スタッフが映画を昇華させる。

【物語】
冷凍食品の製造工場で働く、笹沢コウタ。バカでさえない、かっこよくもないコウタの、唯一の親友だった伸二。
しかしその伸二は、二人が大好きだった“女神”あーちゃんを交通事故から守り、死んでいく。伸二君の死から10年後、コウタはあーちゃんと偶然再会する……。

中学1年、13歳。クラスの中では全然さえない二人だけど、伸二と大親友になったコウタは、最高の中学時代を送っていた。それに、二人の大好きなあーちゃん(天野千日)も。「天の川の女神だ!」と、偶像崇拝していた二人は勝手にそう呼んでいた。
伸二は孤児院育ち。その庭を、大好きなビートルズを真似して「ストロベリーフィールド」の花でいっぱいにすることが伸二の夢だった。
でも夢は叶わぬまま、“その日”はやって来た。飛び出て来た車にひかれ、あーちゃんの身代わりとなって伸二は死んでいく。
伸二の“死”を背負って生きることになった、コウタとあーちゃん。

10年たった今、伸二の命日に、1年に1度「逢うこと」を決める。それまでは一切、連絡をとらずに。
コウタとあーちゃんの、一年に一度だけの逢瀬が繰り返される。
次第にあーちゃんに心惹かれていってしまうコウタ。何のとりえも自信もない彼には、叶うわけのない恋なだと分かっていても。
言い出せない片思い。そして何も語ろうとしないあーちゃんとの間に溝ができていく。

そしてある年、あーちゃんとコウタの間にに亀裂が走る。「私は天の川の女神なんかじゃない!」
何も言い返せず、何もしてやることもできないでいる僕に、あーちゃんは伸二との過去の関係を告白する……。
翌年、ついに約束の場に現れないあーちゃん。それでもコウタの想いは終わりを見せることはなかった。
あーちゃんと伸二の過去、そして解き明かされる「ストロベリーフィールド」の本当の意味とは……。

【古舘佑太郎のコメント】
『いちごの唄』の世界の中で、僕らはどう生きて、どう笑ったり泣いたりして、どんな恋をするのか、楽しみでもあり扉を開ける前の恐怖もあります。
初めて銀杏BOYZの曲を聴いた時、部活帰りの汚れたユニフォームのままベッドの上を暴れ回った事を思い出しました。あの時の衝動は何だったのか。この映画を通して僕自身の目で覗いてみたいし、観てくれた方たちと少しでもこの想いが通じ合えたら嬉しいです。
大先輩である峯田和伸さんと岡田惠和さんのタッグによって生まれたこの物語を、石橋静河さん、菅原監督と共に全力で駆け抜けて青春したいと思います。

【石橋静河のコメント】
峯田さんの音楽から紡がれたこの素敵な物語が映画になることが、私自身とても楽しみです。
絡まってほどけなくなった心をほどいて、また大切に編み上げるように千日という女の子を演じてみたいと思いました。
古舘さんをはじめとする素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと、ひとつひとつのシーンを丁寧に積み上げていけたらと思います。

【菅原伸太郎監督のコメント】
10代の頃から、峯田さんの作る音楽を聴いていました。
モヤモヤした、うまくいかない青春時代に、その音楽たちは私にとって特別な存在でした。
今も、上手くいかないことばかりです。だからなのか、今も銀杏BOYZを聞いています。嫌なことがあった時や、酔っ払った夜の帰り道に。そしてたまに良いことがあった時も。
銀杏BOYZが好きです。
そんな私が、敬愛する岡田惠和さんに声をかけていただき、銀杏BOYZへの想いがあふれる映画を撮ることになりました。
岡田さんと銀杏BOYZ。恐れ多いですが、頑張ります。

【岡田惠和のコメント】
銀杏BOYZ、峯田さんへの愛とトリビュートから始まった小説『いちごの唄』が、信頼する仲間である菅原監督の手で映画化されることになりました。走り出したいくらい嬉しいです。
ロッカーと役者の両方に無限の可能性を感じる古舘佑太郎君と、これから確実に日本の映画ドラマを支えていく石橋静河さんという二人の役者が、演じてくれることになりました。観たあと、走ったり、叫んだり、飛んだり、思い切り泣いたり笑ったりしたくなる映画です。期待していただいていいと思います。もちろん峯田君にも出てもらいます!

【映画スケジュール】
9月16日〜10月上旬   撮影(仮)/ 撮影場所:関東近郊
2019年上旬   完成
2019年   全国公開

商品情報

『いちごの唄』
岡田惠和 / 峯田和伸

定価:1,512円(税込)
発売日:2018年5月21日
四六判並製 / 184ページ
朝日新聞出版 刊

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NHK朝ドラ『ちゅらさん』『ひよっこ』などで知られる脚本家・岡田惠和が書き下ろす青春物語。峯田和伸(銀杏BOYZ)描き下ろしの絵も収録。

映画『いちごの唄』

【出演】古舘佑太郎 石橋静河 ほか
【監督】菅原伸太郎
【脚本】岡田惠和
【原作】岡田惠和・峯田和伸(朝日新聞出版)
【幹事・企画・制作プロダクション】ファントム・フィルム
【配給】ファントム・フィルム
2019年、全国ロードショー

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