昨年の8月から劇場公開がスタートし、全国30カ所以上の映画館やライブハウスで上映され、いまだに各地でゲリラ上映を続けるドキュメンタリー映画『MOTHER FUCKER』のDVDが8月1日(水)に発売されることが決定した。
本作は、1992年から現在まで、常にアンダーグラウンドで活動を続ける音楽レーベル「Less Than TV」の主宰者である谷ぐち順とその家族、多くの仲間たちに密着したドキュメンタリー映画で、2011年に公開されたブラッドサースティ・ブッチャーズの映画『kocorono』で監督補佐を務めた大石規湖監督の初監督作品。
「Less Than TV」は1992年の初発売作品『TVVA -less than TV sampler』で全20バンドの音源をリリース以降、ブッチャーズやギターウルフ、DMBQ、BEYONDS、ロマンポルシェ。などなど、数多くのアーティストの音源をリリースしてきたレーベルで、その後メジャー・レーベルと契約したアーティストもいる中、一貫してアンダーグラウンドでの活動にこだわり続けている。
1997年にリリースされたブッチャーズとfOULのスプリット盤でLess Than TVの魅力にハマった大石監督は、フリーの映像作家としてSPACE SHOWER TVやVICE japanなどの音楽番組や数多くのアーティストのライヴ映像やMVを制作してきたが、長い歳月を経て、自身が最も魅せられた音楽レーベルの映画で監督デビューを果たした。
「『Less Than TV』を多くの人に知ってもらいたい」という大石監督の純粋な想いで約1年間レーベルに密着したその映像は、レーベルの現在、谷ぐちの生活、その妻でありバンドマンであるYUKARIと一人息子の共鳴(ともなり)の姿、そしてそのレーベルに集う多くの仲間たちを追いながら、レーベル運営、子育てと音楽活動、そして共鳴が弱冠8歳にして人生初のハードコアバンド「チーターズマニア」を結成する姿を映していく。
「音楽ドキュメンタリー映画」という枠を超え、人の生き方、家族のかたち、人と人の繋がりを描いたその内容に、劇場公開時に多くの共感を呼んだのは記憶に新しい。
そんな本作のDVDの特典には、本編に残らなかった「ボツシーン集」のほか、女性チームと男性チームに分かれてそれぞれのオーディオ・コメンタリーを2本収録。
コメンタリーはそれぞれまったく違った視点で映画に対して言いたい放題、いかにも「Less Than TV」らしい必聴音声解説となっているとのこと。
ちなみに、本DVDの品番は「ch-XXX」の表記にはなっていない。
また、来たる8月4日(土)には《Less Than TV presents MOTHER FUCKER'S DAY 〜映画『MOTHER FUCKER』DVD発売記念ギグ〜》と題した、「Less Than TV」によるDVD発売記念イベントが開催。
なんと25アーティスト以上が出演予定というこの規格外のイベントは渋谷のTSUTAYA O-nest、7th FLOORにて敢行。詳細は「Less Than TV」のオフィシャルサイトにて後日発表される。
商品情報
DVD『MOTHER FUCKER』
2018年8月1日(水)発売
KIBF-1590/¥3,800+税
本編約98分+映像特典
片面2層/オリジナル日本語(ドルビーデジタル 2.0ch)/音声解説1(ドルビーデジタル 2.0ch)/音声解説2(ドルビーデジタル 2.0ch)/英語字幕/16:9/カラー
映像(音声)特典:ボツシーン集/予告編/特報/スタッフ・キャストによる音声解説×2種/英語字幕
発売:キングレコード+日本出版販売
販売:キングレコード
※ジャケットデザインや商品仕様は予定となっております。予告なく変更となる場合がございますので予めご了承ください。
Live Info.
Less Than TV presents MOTHER FUCKER'S DAY
映画『MOTHER FUCKER』DVD発売記念ギグ
2018年8月4日(土)渋谷 TSUTAYA O-nest & 7th FLOOR
25アーティスト以上出演! 詳細は後日発表!