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まさかの今ごろ劇場初公開! 映画『スパイナル・タップ』の本編映像解禁!

2018.05.11

STポスタービジュアル.jpg架空のロックバンド「スパイナル・タップ」の全米ツアーに密着し、当時隆盛を極めていたHR/HV(ハード・ロック/ヘヴィ・メタル)文化や音楽を風刺した、カルト的人気を誇るロック・モキュメンタリー『スパイナル・タップ』が、6月16日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となる。

その本編映像の一部が本日解禁された。
今回公開された本編映像は、スパイナル・タップがエイリアンの卵に見立てた舞台装置からクールに登場し、最高のライブが始まろうとしているシーン。

……と思いきや、ベース担当のデレク・スモールズが舞台装置に閉じ込められてしまう、というなんともスパイナル・タップらしいハプニングシーンだ。
スタッフが必死に助けようとするも、演奏は終盤に。果たしてデレクは演奏が終わるまでに出てこれるのか!?

本作は、あの名作『スタンド・バイ・ミー』(1986)のロブ・ライナー監督が1984年に手がけた初監督作。
モキュメンタリーというジャンルにおいては『食人族』(1980)と共に草分け的存在として知られ、ロック映画という括りにおいては映画史上に残る金字塔的作品であり、“バンドマンあるある”ネタがギュッと詰め込んである。

今回解禁されたシーンは、こんなことある!? と思わずツッコんでしまうような珍事件を描いているが、あのU2も、1997年の「PopMart Tour」で巨大レモンを模した舞台装置から登場するはずが、故障して閉じ込められてしまうという同じようなハプニングに見舞われてる。
1984年に製作されたにもかかわらず先見しているような、現在でもうんうんと頷いてしまうエピソードが詰め込まれているのが驚きだ。

日本ではなぜか今まで劇場未公開だった本作、今回の初上映では字幕を改正したリマスター版での上映として新たに生まれ変わる。
再起を賭けた『スパイナル・タップ』の変化に期待していただきたい。
 

商品情報

映画『スパイナル・タップ』

監督:ロブ・ライナー
製作:カレン・マーフィ
出演:ロブ・ライナー、マイケル・マッキーン、クリストファー・ゲスト
1984年 / アメリカ / 82分 / ビスタ
原題:THIS IS SPINAL TAP
提供:キングレコード
配給:アンプラグド
©1984 STUDIOCANAL All Rights Reserved.
2018年6月16日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

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