全米の自殺防止対策ホットラインの番号「1-800-273-8255」を楽曲のタイトルにし、「生きてほしい」と強く歌うロジックのメッセージが昨年全米を中心に世界中の人々の心を打ち、見事第60回グラミー賞にて主要部門の年間最優秀楽曲を含む2部門にロジック本人としても初めてノミネートされた。惜しくも受賞は逃すものの、受賞式当日、第60回グラミー賞最優秀新人賞を受賞したアレッシア・カーラと、カリード、そしてロジックのパフォーマンスは、今年のグラミー賞のパフォーマンスの中でも強く印象に残る素晴らしいものだった。
ステージには「1-800-273-8255」とプリントされたTシャツを身にまとった実際自殺防止対策ホットラインの番号に電話をして生きる力を見出した人々等と共に立ち、「黒人であることは美しい、憎みは醜い、女性は僕が今まで出会ってきた男性よりも貴重で強い。弱い者の為に強く立ち上がり声を上げるんだ」と、人々の心に訴えかける強いメッセージを残した。
その記憶が新しい中、ロジックは音楽制作を続け、自分の得意とするHIP HOPというジャンルを超え、EDMプロデューサーであるマシュメロとコラボした新しい領域の楽曲「エヴリデイ」を3月2日（金）に急遽リリースした。過去に、ファンに「歌詞のメッセージに救われた」と言われ、初めて自分の為に書いていた歌詞が人へ影響を与えていることを知り、“成功”の為でなく“誰か”の為に楽曲制作に取り組んで来たロジックの新曲「エヴリデイ」は、“エヴリデイ頑張る”応援ソングである。2018年のロジックの更なる活躍は必至だ。
この楽曲の制作の背景としてロジックは、「2ndアルバムのプロモーションの時に、ファンに『歌詞のメッセージに救われた』と言われ、初めて自分の為に書いていた歌詞が人へ影響を与えていることを知ったんだ。アルバム『Everybody』は自分のみならず、様々な人々の観点からの楽曲を収録していて、中でも「1-800-273-8255」は、自殺したいと思っている人の気持ちになって書いた楽曲で、今までで一番辛い気持ちになったけれど、この楽曲を通じて多くの人々を前向きにさせることが出来て、とても嬉しく思う。」と語っている。
