1983年から日本でいち早くレゲエ、スカ、ロックステディ、カリプソなどを取り入れたロックバンド「TOMATOS」のボーカル＆ギタリストとして活躍し、ライブイベント『Tokyo Soy Sauce』にてJAGATARA、MUTE BEAT、S-KENらと共に新たな音楽シーンを作り上げた松竹谷清が今年6月に還暦を迎える。
1994年に地元である札幌に戻ってからは首都圏での主だった活動がほとんどないにもかかわらず（札幌でBAR BAHIAを経営）、その歌声とキャラクターと味わい深さは依然愛され続け、近年だけでも、吾妻光良＆The Swinging Boppers、西内徹バンド、松永孝義、スカフレイムスなど多くのアーティストのアルバムやライブ、フェスに参加。若手ミュージシャンからも絶大なリスペクトを受け、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして確固たる存在感を示し続けている。
昨年は喉頭癌での入院で周囲を心配させたが、治療は順調に進み、現在は少しずつ活動を増加中。
今年の4月には「TOMATOS」時代の7インチシングル『ROCK YOUR BABY』がEM RECORDSから再発され、発売日に完売するという人気の高さも証明した。
そんな松竹谷清が還暦記念として、自らのバンドを率いてのフルライブを来たる6月9日（金）に渋谷O-nestで行なう。
スペシャル・ゲストとして松竹谷が10代の頃から縁のある友部正人、ナツメグ・レーベル時代の同志であるピアニカ前田を迎える。
松竹谷清の還暦に向けて、多くのミュージシャンが寄せたコメントの一部を紹介しよう（還暦ライブサイトにて全コメントを掲載中）
吾妻光良
「おおおお、キヨシも還暦かぁ。そりゃあ、キヨシはブルースからリンガラ、スカ、ラテン、と様々な音楽を通ってきたけど、根っこはキヨシなんだよなあ。そしてやっぱりブルースなんだよなあ。まあ旧いつきあいだけど80過ぎても、『いや、キヨシは俺より学年では一つ下で』とか言ってんだろうな」
こだま和文
「昨年5月、療養中の札幌からふらりと新宿ロフトに現れた時の驚きと、案じていた気持ちの重さ〜その後の活躍ぶりと、愛され続ける唄とギターと、お人柄。清は無敵」
s-ken
「それはもう多くのミュージシャンにあったけれど、やっぱり30年前のTokyoSoySouce仲間が一番かっこいい。清はもちろん小玉君もオトも年を重ねてさらに“ストリートダンディ”なグルーヴを放っている。ダンディだけの人間は良く見かける、ストリート感を感じる人間もたまに見かける。でも“ストリート＆ダンディ”な人間にはめったにお目にかかれない」
花田裕之
「最近ちょっと会えてないけど忘れてないよ（笑）。まだ二人とも相変わらずギター弾いて、ライブやってて俺は嬉しい。そのうち顔出すんで店開けててね」
Dr.kyOn
「還暦やね、おめでたい あ、俺もか、岡地もや、二三夫も小出もうじきもミックもいっぱいや また二人会できる日を楽しみにしております 札幌ではいつもどおり明け方一緒に泣きながらストーンズ爆音やね」
桜井秀俊（真心ブラザーズ）
「いつもすげーオシャレなのに、ひとつもつんつんしていない。
ゴキゲンなグルーヴをたくさん知ってるのに、理屈もうんちくも言わない。
ビシッと決めて、くしゃっと笑って、ただただ、音楽とお酒にまつわる幸せをくれる。
カッコいいという言葉は、僕にとっては清さんのためにあります。
おめでとーございます。今後ともよろしくですー♪」
田中和将（GRAPEVINE / Permanents）
「その歌とギター、にビビり続けたい私はこれからもお世話になりますので、ずっと元気でいてください」
辻村豪文（キセル）
「清さんの歌やギターは、半ちくな自分にとってめちゃ有難いもんなんす。朝方のバイーアでしっぽり過ごす時間とおなじように」
そして、最後に松竹谷清本人より。
「気づいたら60歳 音楽に感謝 STEP BY STEP 一から歌ってます」
Live Info.
松竹谷清 還暦記念LIVE
『GET CRAZY special』
【出演】松竹谷清＆Chocolate Dandies（エマーソン北村・key＋山口大輔・dr）
【スペシャルゲスト】友部正人、ピアニカ前田
【開催日】2017年6月9日（金）
【会場】渋谷O-nest
【時間】開場 18:30 / 開演 19:30
【チケット】前売 4,000円（税込・1ドリンク別）
＊記念ステッカー付き（入場時お渡し）
＊チケット発売中（e＋、O-nest、還暦ライブサイト、その他にて）
＊プレイガイド以外は、松竹谷清イラスト入りオリジナルチケットになります
【問い合わせ】O-nest 03-3462-4420
