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『不思議惑星キン・ザ・ザ』初・ブルーレイ発売記念! 史上空(クー)前の「クー!全集」《動画》公開! 脱力・驚愕の"クー!"78連発!

2017.02.15

KIXF458_JK.jpg世界中の一部で大人気を誇る1986年の旧ソ連製SF映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』がデジタル・リマスター版で初ブルーレイ化、『不思議惑星キン・ザ・ザ≪デジタル・リマスター版≫』として、本日2月15日(水)に発売された。

このブルーレイ発売を記念して、本編に登場する「クー!」のシーンだけを集めた脱力必至の「クー!全集」動画が公開された。本編では100回以上の「クー!」が登場するが、今回は、その中から多種多様な、数にして78回もの「クー!」を集めている(後付発売情報のささやき声もカウント)。

本作は、思いがけず“空間移動装置”のボタンを押してしまい、キン・ザ・ザ星雲の惑星プリュクにワープしてしまった男2人が「クー」としか言わない異星人たちにダマされながらもなんとかして地球に帰ろうと奮闘する姿を描くSF映画。
旧ソ連時代当時の社会や、資本主義世界に対する皮肉や風刺などが他に類をみない途方もなくゆるい脱力空間とともに展開され、『2001年宇宙の旅』(1968年)、『惑星ソラリス』(1972年)、『未来世紀ブラジル』(1985年)などの名だたる作品群と比較されるほどの人気を誇りつつ、実はこの世に類似作が見当たらないという不思議な唯一無二の作品である。

惑星プリュクにおいて「クー!」(名詞・形容詞・副詞・感嘆詞など)は、公言可能な罵倒語「キュー」(名詞など)を除いた残りの言葉全部。「クー!」は、簡単な挨拶や喜怒哀楽の感情表現から、仲間同士の会話、モノの売り買い、色仕掛けなどの複雑なやりとりまで、声の調子や身振り手振りを駆使することで、非常に深いコミュニケーションがとれてしまう、非常に優れた言語であることが映像からも見て取れる。

なお、この惑星には様々な“クー!”ルールがあり、目上の人には必ず「クー!」をしなくてはならず、中でも色のついたステテコを履いている人は位が高く、黄色と赤色のステテコ様には2回クーをしなくてはならず、「クー!」をしなかった場合は、死刑か終身エツィフの刑という恐ろしい罰が待っていたりする。
デジタル・リマスターを施され、恐ろしいまでにはっきりくっきりとした画質の超脱力な「クー全集」を是非ご覧いただきたい。
 

商品情報

不思議惑星キン・ザ・ザ≪デジタル・リマスター版≫

世界中の映画ファンが愛してやまない、ソ連生まれの超脱力SFカルトムービーがデジタル・リマスター版で遂に国内初ブルーレイ化! DVDも同時発売!
【Blu-ray】¥4,800+税(品番:KIXF-458)
【DVD】¥3,800+税(品番:KIBF-1462)
【映像特典】オリジナル劇場予告編(日本語字幕付き)
発売:パンドラ+キングレコード 販売:キングレコード
2017年2月15日発売

●監督:ゲオルギー・ダネリヤ
●脚本:レヴァス・ガブリアゼ+ゲオルギー・ダネリヤ
●撮影:バーヴェル・レヴェシェフ
●美術:アレクサンドル・サムレキン・テオドル・テジク
●音楽:ギア・カンチェリ
●製作:モスフィルム・スタジオ
●キャスト:スタニスラフ・リュブジン、エヴゲーニー・レオン、ユーリー・ヤコヴルフ、レヴァン・ガブリアゼ
1986年/ソ連/カラー/デジタル/135分/日本語字幕:太田直子/1989年日本初公開・2001年リバイバル公開・2016年公開作品/原題:KIN-DZA-DZA
© Mosfilm Cinema Concern, 1986

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