4月27日に発売となる相対性理論の最新フルアルバム「天声ジングル」ジャケットアートワークが発表。
今作もこれまでの相対性理論作品と同様にやくしまるえつこのドローイング&アートディレクションによるジャケット
で、やくしまるによる絵と「NEW WORLD!」という手書き文字が象徴的に使われている。
CD、レコード、カセット、Blu-rayで発売される今作は4メディアごとにジャケットデザインもアレンジ。アナログ盤の
ジャケットには本物の黒テープが1枚ずつ手作業で貼られていて、世界に二つとして同じもののない仕様になっている。「天声ジングル」には封入特典として『”八角形のなにか”引換券』が添付される(CD、LP、ブルーレイ、カセット、いずれのメディアにも封入)。この引換券は、7月22日に開催される相対性理論の日本武道館自主企画公演『八角形』当日 会場にて、”八角形のなにか”と引き換えることができる(公演チケットをお持ちの方が対象、公演チケットは相対性理論オフィシャルサイトにて予約受付中)。
◼︎形式:アナログレコード(180g 重量盤LP)
品番:XNMR-66601 価格:3,300円(税抜)
*収録曲目はCD(XNMR-66600)と同内容です
◼︎形式:カセットテープ
価格:2,200円(税抜) 品番:XNMR-66602
*カセットテープ版オリジナルジャケット仕様 *カセットテープ製品の仕様上、歌詞カードは封入されておりません *収録曲目はCD(XNMR-66600)と同内容です
◼︎形式:Blu-ray(BDM仕様)
価格:3,800円(税抜) 品番:XNMR-66603
*こちらは96Khz/24bitのハイレゾ音源を収録した高音質ブルーレイ盤です。(リニアPCM 96kHz/24bit 2chステレオ) *収録曲目はCD(XNMR-66600)と同内容です。音声コンテンツを収録しております。映像コンテンツは収録されておりません。 *音源データを PCやポータブルプレイヤーやスマートフォンにも転送出来るBDM史上初となる仕様です。 *CDプレイヤー、DVDプレイヤーでは再生できません。通常のブルーレイディスク・プレーヤーで再生可能です。
また、「天声ジングル」を聞いた、黒沢清、坂本龍一、ジェフ・ミルズらから寄せられた推薦コメントも公開
<黒沢清>
その音楽は何ものにも染まっていないがゆえに、聞く者すべてをその歌声で染め上げる。いま世界で起きている憎悪と 復讐の連鎖を止められるのは、この歌声だけかもしれない、と本気で思った
<坂本龍一>
相対性理論には変わらない悲哀がある。
この文明に絶望しながら生きている人間の声だ。
しかし、このアルバムではそれに加えて、宇宙的、天空的なものを感じる。
<Jeff Mills>
“The first thing that came to my mind when listening to the album was the aspect of mobility. With their distinctive vocal arrangements over the unique way the musicians played that took my mind somewhere else - to another time and space”.
<九龍ジョー(ライター・編集者)>
こんなに切ない相対性理論は初めてかもしれない。天体の運動と、乱高下する心拍数。それらが重なるホントに些細な瞬間̶̶たとえばコンビニであの人を見かけたときのことは、いつだって神話のように輝かしく、なつかしい。
<土佐有明(ライター)>
相対性理論の音楽には唯一無二の“様式美”が存在していたと思うのですが、『天声ジングル』ではその様式そのものをアップデートし ようという強い意志を感じました。マーク・ジュリアナのビート・ミュージックに触発されたような曲もあって、また新たな地平に踏 み出したのだな、と。ここからまた何かが始まる、という予感を感じさせる作品だと思います。
<樋口泰人 (boid 映画批評家・音楽批評家)>
この歌たちの生まれてきた、果てしなく遠い彼方の場所と時間のことを思った。 過去でも未来でもある彼方のその場所が、今ここにいるわたしの身体を震わせているのだ。
<湯浅学>
まだ見たことも逢ったこともなかった兄弟姉妹がここにいる。いると思えばいつでもいる見えない人たちと生きものたちのうたがする 空間を知りなさい、といわれてしまった。猫の目にはあきらかなタイムトンネルみたいな音楽です。
<Arthur Jeffes (Penguin Cafe)>
'We really liked the new album -
playful, energetic and punchy production... great job!’
更に本作の法人別先着購入特典も発表。法人別先着購入特典はやくしまるによる「天声ジングル」タギングが描かれた 「天声タギングステッカー」。タワーレコード、TSUTAYA、ディスクユニオン、HMVの4法人でそれぞれ異なるタギン グが描かれたステッカーがアルバム購入者に先着で配布される。 ※特典は無くなり次第終了となります。
商品情報
Live Info.
相対性理論 presents 『八角形』
2016年7月22日(金) 開場18:00 開演19:00
会場:日本武道館 出演:相対性理論
お問い合わせ:DISK GARAGE 050-5533-0888(平日12:00~19:00)
主催:みらいレコーズ/相対性理論
2016年7月22日、日本武道館で相対性理論による自主企画ライブ・相対性理論 presents『八角形』の開催が決定。 相対性理論×Jeff Millsによるライブ『回折III』以来、じつに1年4ヶ月振りとなるライブは、相対性理論史上初となる武 道館公演。この公演を記念して、2008年6月13日に行われた相対性理論第一回目の自主企画ライブ『実践I』から長年に 渡り相対性理論の全ての自主企画ライブの制作を共にしているイベンター・DUM-DUM LLPの野村幸弘氏がコメントを 寄せている。
●相対性理論のライヴシリーズを最初期から目撃してきたDUM-DUMスタッフより「相対性理論 presents『八角形』」 に寄せて!!!!!!!
「相対性理論 presents『八角形』が’新しい音楽体験’である理由。 あるアーティストさんは「大きなタマネギ」と表現したアーティスト憧れのコンサート会場、日本武道館。 タイトルの『八角形』と捉えたグループが他にいたのかどうかは定かではないが、彼女達のように独力の制作方法論で ここまで辿り着いたアーティストはいないと思う。 既存の大きなシステムやフォーマットを使うのではなく、彼女達は活動当初から全く変わらないDIYかつミニマムな体 制で新たな仕組みを作りだしてきた。 相対性理論のライヴが、他公演と一線を画す特殊体験であることの意味は、こんなところにもあるのではないだろう か。 そして、今回の試みが、いかに貴重なものであるかもご理解いただけるだろう。 音楽産業の様相が激変し、レコード(音の記録)とライヴの持つ意味が書き換えられつつある今、レコード会社にもプ ロダクションにも所属せず、独自の音楽と、音楽をめぐる仕組みそのものを自分たち自身で作り上げてきた相対性理論。 彼女たちがライブという行為を正しく定義してくれる公演が『八角形』。 見のがせない!とだけ言っておきます。」(DUM-DUM LLP)