今年の3月に突如発表されたminiアルバム『Track“0”』がバンド音楽ファンやストリートファッションが好きな若者たちに大きな話題を集めた3ピース・バンドのDerailers。

 

リリース直後の3月13日には今までで唯一のコンベンション・ライブを開催し、会場には音楽ジャンルの垣根を越えて多くのアーティストや、レコード会社をはじめとする業界関係者が多数集まり、そのパフォーマンスを熱い視線で見つめていた。インディーズ・デビューをしたばかりのバンドが創り出す音楽の魅力と、バンドとしての魅力はなぜなのか…？それはメンバー構成を知れば納得である。

 

Derailersのギターを担当するのは元THE MAD CAPSULE MARKETSのギターリストであり、脱退後は布袋寅泰や大黒摩季、吉川晃司等を先鋭的なギタープレイで支え、楽曲提供やアレンジ活動などを精力的に行いギターリストとして高い評価を受けるAi Ishigaki。ベースにはVAMPSをはじめ、布袋寅泰、土屋アンナ等のボトムを支え、その他にも様々なアーティストへの楽曲提供やレコーディング活動で大きな信頼を得ているJu-ken。そして、ボーカルは2007年に18歳の若さで「Road to 横浜レゲエ祭」にて最年少優勝を飾り、一躍その名を全国へと知らしめ、今も毎週のように真夜中のクラブから数多くのビッグフェスまで幅広いリスナーにブレないメッセージを発信し続ける“ラガマフィンディージェイ”のRueedが務めている。音楽のジャンルを超えて多くのファンが注目を集め、感度の高いストリートを闊歩する若者が飛びつく理由が見えてくる。

 

勿論、音楽関係者が黙っているはずもなく、早くも12月3日にメジャー・デビューという形で1st フルアルバム「A.R.T」をリリースすることが今秋に発表された。その発表直後にTOKYO FMを含むJFN系列全国38局ネットのラジオ番組「やまだひさしのラジアンリミテッドF」で新曲「Master Blaster」がOAされ、10月には初となるPV作品が公開されると、その斬新な音楽を奏でるDerailersのNEWアルバムの全貌が知りたいとの問合わせと、ライブ実施への要望の声が多く上がり始めていた。

 

そうした中、アルバム収録曲全曲をダイジェストという形で聴けるティザー映像が遂に公開され、同時にi-Tunesで先行配信がスタートした。Derailersの新曲が手にできる時がようやく来たのである。間違いない実績とキャリアに裏打ちされ創り出された音源は必聴の価値があることは言うまでもない。バンド名も表すように「Derail」＝「脱線」である。まさに「脱線する者たち」というバンド名に相応しい、既存の規定にハマらない楽曲を、受け取る側の我々も音楽に対する概念を一度綺麗に一掃し、思いっきり脱線する心構えで迎えよう。

 

NEWアルバム「A.R.T」視聴ティザー映像

■発売記念インストアイベント

 

日時：12月7日（日）16:00～

場所：大阪某所（近日発表）

※イベント実施会場の詳細は近々に発表予定！

※アコースティックライブになります。

 

日時：12月17日（水）20:00～

場所：タワーレコード横浜ビブレ店 イベントスペース

※アコースティックライブになります。