“マンガの神様”手塚治虫が死ぬ直前まで綴っていた病床日記にインスパイアされ、『ピュ〜ぴる』で国 内外から高く評価された映画監督・松永大司が完全オリジナルストーリーで脚本化した映画『トイレのピエタ』(配給:松竹メディア事業部)が、2015年初夏に公開され
る。
「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「ジャングル大帝」など名作傑作を数多く生み出し、 数多の作家に影響 を与えた手塚治虫の作品には、<生命の尊さ>が常に命題として根底に流れている。本作は、そのテーマに真正面から挑む。主人公・園田宏を演じるのは RADWIMPS の野田洋次郎。 製作は、映画化不可能と言われた『ノルウェイの森』をはじめ数々の話題作をてがけてきたプロデューサー・小川 真司と『ヘルタースケルター』のプロデューサー・甘木モリオがタッグを組んで挑む。
マンガの神様 手塚治虫 × RADWIMPS 野田洋次郎 × 新進気鋭の映画監督 松永大司がタッグを組む映画『トイレのピエタ』、公開を楽しみにしていただきたい。
<野田洋次郎プロフィール>
1985 年、東京都生まれ。2001 年に結成したロックバンド「RADWIMPS(ラッドウインプス)」のボーカル・ギター。 同バンドの全楽曲の作詞・作曲も担当。2005 年シングル「25 コ目の染色体」で、EMI よりメジャーデビュー。 「新たな発明」とも言われる斬新な歌詞やサウンドで、10 代~20 代のリスナーを中心に圧倒的な支持を集め る。2006 年リリースのメジャー2 枚目となるアルバム「RADWIMPS4~おかずのごはん~」でオリコン初登 場 5 位。2008 年のシングル「オーダーメイド」で初登場 1 位を獲得。2012 年には RADWIMPS とは別のソロ プロジェクト「illion(イリオン)」を立ち上げ、ヨーロッパを中心に各国でアルバムをリリース。海外で行わ れたライブも、大きな話題を集めた。
<松永大司監督プロフィール>
1974 年生まれ。大学卒業後、『ウォーターボーイズ』(監督:矢口史靖)、『手錠』(監督:サトウトシキ)などに出演。その 後、『ハッピーフライト』(監督:矢口史靖)、『蛇にピアス』(監督:蜷川幸雄)のメイキング監督や、『レスキューファイア ー』(テレビ東京系)の監督を務める。性同一性障害の現代アーティスト“ピュ〜ぴる”を 8 年間追い続けたドキュメンタリ ー映画『ピュ〜ぴる』(2011年)が第 40 回ロッテルダム国際映画祭、第 11 回全州国際映画祭など数々の映画祭から 招待され絶賛を浴びる。映像産業振興機構の若手作家育成プロジェクトの2010年度の一人に抜擢されて短編映画 「おとこのこ」を監督。高い評価を受けた。2013 年にはパンクラスのドキュメンタリー映画「HYBRID」を監督、同年の釜山 国際映画祭で上映し好評を得た。プロデューサーの小川が代表を努める株式会社ブリッジヘッド所属。
(c) 2015「トイレのピエタ」製作委員会
原拠:手塚治虫 脚本・監督:松永大司 主演:野田洋次郎 配給:松竹メディア事業部