DJ灰野敬二による「experimental mixture」最狂のMIX CDの第2弾がリリース決定

2014.10.16

40年以上に渡って、日本の現代音楽、またはその前衛的傾向を主導してきた音楽家、灰野敬二。彼がDJとして活動する「experimental mixture」によるMIXシリーズ第2弾が完成した。

昨年12月にリリースされた初の公式音源にして3枚組となった大作『in the world』が従来のファンに限らず幅広いユーザーにも注目され、国内に留まらず海外でも大きな話題に。いまだにロングセールスを続ける、世界でも類を見ない歴史的作品となった。

今作でもCDJ4台＋リズムマシン2台を揃えてレコーディング。世界中の音を何層にも重ねた5時間以上に及ぶ録音から編集した1枚。前作よりも更に実験的な試みもあり、また更なる境地へとトリップしたワールド・ミクスチュア・サウンドスケープと言えるだろう。

【灰野敬二プロフィール】
1970年代より活動を続け、常に新たなスタイルを探し続け、日本の現代音楽において前衛的傾向を主導してきた野心的な音楽家。
1971年に日本初のインプロヴィゼーションバンド「ロストアラーフ」を結成し、本格的な音楽活動を開始。以降、現在に至るまで、ロックをベースに、ノイズ、サイケデリック、フリージャズ、民族音楽など、ジャンルを自在に横断しながら、アンダーグラウンドミュージック界を牽引。挑戦的で実験的な作品群は、日本のみならず海外での評価も高く、現在もヨーロッパを中心に海外公演を頻繁に行なっている。
リリースしたレコードは優に100を超え、ソニックユースのサーストン・ムーアをはじめ、彼を信奉するミュージシャンは世界的にも数多い。