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動画共有サイトの実力派シンガー"ゆう十(ゆうと)"が「時の流れに身をまかせ」でテレサ・テンとバーチャル・デュエット

2014.05.08

yuuto_A_Photo_FIX.jpg昨年2013年のオリコン・年間新人セールスランキングでTOP30中、実に12アーティストがランクインし、日本の音楽マーケットにおける一つの大きなムーブメントとなっている“ボカロ・シーン”。
動画共有サイト“ニコニコ動画”を中心に、“初音ミク”に代表される人工のバーチャルな歌声、ボーカロイドを使用した楽曲が若年層を中心に絶大な人気を獲得、その楽曲制作者たちは“ボカロP”(Pはプロデューサーの意味)と呼ばれている。
そして、その人工の歌声・ボーカロイドを使って作られた楽曲を、肉声でカバーする“歌い手”と呼ばれるシンガーたちが登場、シーンの中に“歌ってみた”シリーズというカテゴリー生まれる。ボーカロイドの声で聴かれていた曲が、人間のリアルな歌声で新たに届けられるギャップと新鮮さにこちらも高い人気が集まり、その歌い手たちが各メジャー・メーカーからデビューを果たしている。

そんななか、その“歌い手”の中でも“ピアノVer.の貴公子”という異名をとり、甘く優しく安定した歌声に高い評価が集まっているボーカリスト“ゆう十(ゆうと)”が6月4日にメジャー・リリース第1弾となるアルバム『utopia』をリリース。
ライブ以外のメディアではその姿を見せず、必ずかぶっている帽子がトレードマーク。アーティスト写真もその帽子をメインにアイコン化されたロゴのみ。派手さと疾走感がアピールされた楽曲が多いボカロ作品のなかでもピアノと歌だけというシンプルに聞かせる動画に人気があり、ボーカロイド楽曲だけでなく、中島みゆきの「糸」のカバーなど歌謡曲もライブでパフォーマンスし好評を得ている。その歌声と神秘性に若年層のみならず幅広いリスナーからの人気を集めており、彼が投稿した動画の累計再生数は現在1555万回を突破している。

そのデビュー・アルバムのなかで、1995年に惜しくもこの世を去ったアジアの歌姫、テレサ・テンと名曲「時の流れに身をまかせ」をデュエットすることが決定。本日5月8日から日本を含むiTunesアジア全15か国でデジタル配信がスタートする。

ゆう十はデビュー・アルバムの制作に際して前述のボカロ楽曲はもちろん、かねてから大ファンであったテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」のカバーをテレサ・テン本人とのデュエットという形で世に出したいという強い想いを以前から持っていたという。今回、その熱意をぶつけたところ快諾を得ることに成功、夢のデュエットが実現となった。

今年はテレサ・テンの日本デビュー40周年となる記念すべき年。そして本日5月8日はテレサ・テン19回目の命日である。
「自分自身が大きな感動を受けたテレサ・テンさんの存在を忘れないように、そして偉大な歌声を新しい世代にも知ってもらいたい…。天国のテレサ・テンさんへ感謝の気持ちとともに…」
このデュエットにはゆう十のそんな深い想いが込められている。

今回のデュエットは、テレサ・テンが残した音源から彼女の声だけを使用し、新たなアレンジとともにゆう十の歌声をレコーディングした“バーチャル・デュエット”という形で届けられる。
かつてこの曲を同じスタイルでバーチャル・デュエットしたのは、五木ひろし、ジャッキー・チェン、ゴスペラーズのリーダー、村上てつやの3人だけ。名だたるスターたちに続いて、新人アーティストとしては異例の“テレサ・テンとのデュエットを認められたシンガー”の一人が誕生した。オリジナルと同じキーで唄うゆう十の歌声は、女性の声域にも対応するシンガーとしての実力を感じさせる。

そして本日、ゆう十の「時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン」の映像が初公開。
実際の姿を見せないゆう十はアニメーションというこちらもバーチャルな映像手法で、楽曲のストーリーを表現した主人公を演じている。
そのなかには生前のテレサ・テンの映像も登場、テレサ・テンの映像がアニメーションと共演するのは今回が初となる。

時を超えて、“歌い手”という日本発のバーチャルな性質をもった新たなシーンから登場したシンガーと、アジアが生んだ奇跡の歌姫テレサ・テンのバーチャル・コラボレーションが生み出す化学変化。時代の空気を取り込んで新たな息吹を吹き込まれた名曲の調べを楽しんでいただきたい。

ゆう十 コメント
以前からスタンダードな音楽が大好きでした。その中でも日本だけでなくアジアのスタンダード・ナンバーとして愛されているテレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」はこれ以上ないくらい美しいメロディ、誰もが共感できる“愛”を歌った歌詞も含めて、僕に大きな影響を与えてくれた楽曲です。いつか自分のアルバムでカバーさせていただけたら…とずっと思っていました。テレサ・テンさんの声もすごく好きだったので、無理を承知でデュエットのお願いをしました。
今回このデュエットが実現したのは本当に夢のようです。レコーディング・スタジオでテレサさんの声を聴いたときに感動で目頭が熱くなりました。
天国にいるテレサさんに感謝の気持ちを込めて、そしてとなりにテレサさんがいるような気持ちでこの歌を歌わせていただきました。
この名曲がまさに“時の流れ”を超えて、皆さんに楽しんでいただけることを願っています。

テレサ・テン実兄(テレサ・テン文教基金会 董事[とうじ長 デン・チャンフ氏 コメント
It is a great delight that an artist from a Japanese new music field is co-performning with Ms Teresa Teng!
Yuuto has a beautiful voice and it matches very nicely with Ms Teng’s voice. I am sure this duet cover CD will attract many music listeners in Asia. Believing the late Ms Teng is also very pleased with this work, I wish yuuto a great success!
日本の新しいシーンのアーティストとテレサ・テンが共演するのは大変喜ばしいことです。
ゆう十の美しい歌声はテレサ・テンの声とのマッチングもとてもよく、今回のデュエット・カバーで彼女の歌声と作品が、改めてアジアの音楽リスナーを魅了してくれることでしょう。天国のテレサ・テンにもこのニュースを伝えます。

配信情報
本日、5月8日(木)より、「時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン」
PC / 着うた® /着うた®フル 配信がスタート!
iTunesはこちら/レコチョクはこちら

iTunesアジア各国でも同時配信スタート!
[iTunesアジア配信国] 香港 / 台湾 / フィリピン / シンガポール / タイ / マレーシア / インドネシア / ブルネイ / カンボジア / ラオス/マカオ / ベトナム / 韓国 / 中国本土

商品情報

デビュー・アルバム
utopia

初回盤(ゆう十 オリジナル・ラゲージタグ付):UPCH-9941/3,850円(税込)
イラストレーター:モゲラッタ
2014年6月4日発売

【収録曲】
・時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン(作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし)
・それがあなたの幸せとしても(作詞・作曲:Heavenz)
・千本桜 duet with 梶裕貴 feat. koma'n(作詞・作曲:黒うさ)
・glow(作詞・作曲:keeno)
・トイカケ(作詞・作曲:ゆう十)
・糸(作詞・作曲:中島みゆき)
・サリシノハラ(作詞・作曲:みきとP)
・12の月(作詞・作曲:ゆう十)
・ハナミズキ(作詞:一青 窈 作曲:マシコタツロウ)
・吉原ラメント(作詞・作曲:亜沙)
・ココロキズ(作詞・作曲:ゆう十)

デビュー・アルバム
utopia

通常盤(4ボーナス・トラック収録):UPCH-1974/2,500円(税込)
イラストレーター:モゲラッタ
2014年6月4日発売

【収録曲】
・時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン(作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし)
・それがあなたの幸せとしても(作詞・作曲:Heavenz)
・千本桜 duet with 梶裕貴 feat. koma'n(作詞・作曲:黒うさ)
・glow(作詞・作曲:keeno)
・トイカケ(作詞・作曲:ゆう十)
・糸(作詞・作曲:中島みゆき)
・サリシノハラ(作詞・作曲:みきとP)
・12の月(作詞・作曲:ゆう十)
・ハナミズキ(作詞:一青 窈 作曲:マシコタツロウ)
・吉原ラメント(作詞・作曲:亜沙)
・ココロキズ(作詞・作曲:ゆう十)
【BONUS TRACK (通常盤のみ収録)
・千本桜 feat. koma'n(ゆう十 ソロ Ver.)】
・時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン(ゆう十抜き カラオケVer.)
・時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン(テレサ・テン抜き カラオケVer.)
・時の流れに身をまかせ duet with テレサ・テン(Instrumental)

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