日本のアニメ史上に輝くエポックである巨匠松本零士。「銀河鉄道999」に代表されるSFアニメの中でも多くの少年の胸を打った「宇宙海賊キャプテンハーロック」が総製作費3,000万ドル(東映アニメ史上最高額)、日本のトップクリエイターとともに、世界市場に挑戦する壮大なる映像プロジェクトとして蘇る。
そして作品の主題歌にONE OK ROCKの『Be the light』が決定した。通常タイアップという関わり方は決してしない、彼らの中でも特別な曲『Be the light』。今回、作品と楽曲が持つ共通のテーマにより、主題歌が実現した。
ONE OK ROCK コメント
世界中で起きている人間の力ではどうにもならない悲しい出来事に対して、バンドマンとして一人の人として自分たちの気持ちを表現した曲です。
この映画と交わることで、ONE OK ROCKだけの世界観とはまた違った形で色々な人達の暗闇が光に変わることを心から願っています。
ONE OK ROCK 起用理由について(プロデューサー:池澤良幸)
「30年以上の時を超えて新たに現代へ蘇った今回の映画『キャプテンハーロック』が持つ重要なテーマに、再生と継承があります。絶望の危機に瀕しても前に進んでいく男がいる、ということを伝えたい、とこの映画のプロジェクトは立ち上がりました。そしてそれを私たちの世代も継承していかなくてはいけないと。
映画の製作が山場を迎えているとき、『Be the light』を初めて聞きました。自然と涙が流れてきました。それはただ単にこの曲とPVの素晴らしさに感銘を受け たということだけでなく、同じようなことを憂いて、叫んで、語りかけているONE OK ROCKさんに「自分も何かをしなくちゃいけない」という想いにかられたからだと思います。今回の「キャプテンハー ロック」の強みは世界中で公開することです。ですので、なんとか『Be the light』を一人でも多くの、世界中の人たちに届けるお手伝いができればと思い、主題歌へのご起用をお願いさせていただきました。ご一緒させていただけることができ、本当に光栄に思っております。
『キャプテンハーロック』 ・公開日:2013年9月7日(土)全国ロードショー
(C)LEIJIMATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners
小栗 旬 三浦春馬
蒼井 優 / 古田新太 福田彩乃
森川智之 坂本真綾 沢城みゆき / 小林清志 / 大塚周夫
原作総設定:松本零士 監督:荒牧伸志 脚本:福井晴敏 竹内清人
■ストーリー
銀河の果てまで進出した時代、残されたフロンティアのなくなった人類は戻るべき場所=地球への居住権を巡り紛争を引き起こした。この紛争の切り札として建造された四隻のデス・シャドウ級宇宙戦艦。その四番艦・艦長の名前をキャプテンハーロックといった。しかし英雄と呼ばれたハーロックは終戦とともに姿を消し、呪われた宇宙海賊となって政府に叛旗を翻した。なぜハーロックは姿を消し、海賊となって現れたのか?今、ハーロック暗殺計画が発令された!!