今年2月にクラムボンの原田郁子をフィーチャーした名曲「I'll」を発表し、4月にリリースされたアルバム『elementum』も好セールスを記録しているインストバンドL.E.D.。そんな彼らが12月14日、今年1年を締めくくるべく限定EP『Music For Cinemas e.p.』をリリースする。
「映画のサウンドトラックを意識した」と言う今回のEPでは、自らを“シネマティック・インストバンド”と称する彼らの本領がいかんなく発揮されている。『ブレードランナー』を彷彿させるかのようなイントロから清冽なカタルシスへとなだれこむ「one」も、闇の中から徐々に輪郭を浮かびあがらせる様に魅了される「coutless」も、どちらも壮大なコンセプトを丁寧に、L.E.D.流に処理した大傑作。更に、前述した名曲「I'll feat. 原田郁子」のCalmによるリミックスと、「Oriens」のmoshimossによるアンビエントなリミックスも収録(どちらも今年6月にリリースされ完売した、限定アナログ盤に収録されたもの)。
そして、12月27日には渋谷WWWにてリリースパーティーを開催。ライブには「I'll feat. 原田郁子」のMVを手がけた漫画家/映像作家のタナカカツキと新鋭・mitchelがダブルVJとして参加し、空前絶後なステージが展開する。
前述のEPとこのライブをもって、「音楽の視覚化」という壮大なテーマに挑み続けるL.E.D.の、2011年の集大成を“体感”してみてはいかがだろうか。
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