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Rooftop編集部より

2011.03.23

 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
 
 今回の地震は過去に例を見ない大規模な災害で、被災地の様子を伝える映像やニュースを目にするたびに受け入れがたい現実に無念さを覚えます。しかし、このような状況の中で被災地の方々が気丈に現実に向き合い、周りの方々と協力し、助け合いながら困難に立ち向かっている姿には胸を打たれます。
 現在ロフトグループ各ライブハウスは震災以降すべてのライブが中止となった中、この時期にライブを再開するかどうかを真剣に検討した結果、可能な限りライブを再開しようという結論に達しました。多くのイベントはUSTREAMやニコニコ動画を使って中継しております。急遽開催したいくつかのライブでは、まだ自粛すべきという意見もいただきましたが、今ライブハウスが出来ることは、ライブハウスという場所で人と人が会って話をしたり笑いあったりすることだと思っています。ロフトの基本精神は「ROCKIN' COMMUNICATION」です。今こそコミニュケーションが必要な時期だと思います。また開催したイベントの出演者やお客様からは、「開催して良かった」という力強い言葉をいただき、いま一度、音楽やトークが持つ力を再確認しています。
 また各店舗には募金箱を設置し、少しずつかもしれませんが何かお役に立つことが出来たらと考えております。
 この度の地震に伴う弊誌Rooftopの発行について、「1日に発行されるのか」とお問い合わせを頂いておりますが、現在Rooftopは予定通り4月1日の発行に向けて作業を進めております。1日1日状況が変化しておりますので、もしかしたら発行できないということも想定しておりますが、現状は1日に発行する予定です。今、弊誌に出来るのは変わらず1日に発行し、誌面を通して読者の方とのコミニュケーションの場をなくさないこと、エンターテイメントを届けるライブハウスのエネルギーをお送りすることだと思っています。このような状況ですので、必要最低限の構成になる可能性もあります。また、毎月全国のライブハウス様やレコード店様に設置頂いておりますが、被災地への物資輸送が最優先ですので、設置出来ない地域や届かない地域もございます。ご了承ください。
 連日報道される被災地の現状を見るとどうしても無力感を覚えてしまいます。しかし、私たちは、音楽や言葉の持つ力がいつか必ず役立つ日がくるものと願っています。
 そして被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

Rooftop編集部一同

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