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映画『その街のこども 劇場版』の音楽イベントが開催決定

2010.11.24

『その街のこども 劇場版』メイン.jpg阪神・淡路大震災から15年の節目として作られた映画『その街のこども 劇場版』(出演:森山未來、佐藤江梨子)の公開(1月15日から東京都写真美術館ホールほか)を記念して、同映画のサウンドトラックを手掛けた大友良英、阿部芙蓉美らによる単独公演が決定した。
阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる今年1月17日、NHKで放送されたドラマ『その街のこども』は、実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子の切なくリアルな演技に加え、心の傷を抱えたまま生きる若者たちを優しい眼差しで描いた渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』)の脚本が大きな話題を呼び、放送後には視聴者から感動と絶賛の声が多数寄せられた。本作は第36回放送文化基金賞を受賞。さらに反響は拡がり続け、遂に『その街のこども 劇場版』として、NHKの制作したドラマとしては前代未聞の全国公開が決定。
放送時にカットせざるを得なかった映像を加え、再編集バージョンでの上映が実現したことで大きな話題となっている。

『その街のこども 劇場版』サブ2.jpg<『その街のこども 劇場版』STORY>
1995年1月17日午前5時46分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った──。
こどもの頃に震災を体験し、いまは東京で暮らす勇治(森山未來)と美夏(佐藤江梨子)。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。震災が残した心の傷に向き合うため、今年こそ「追悼のつどい」に参加すると心に決めていた美夏に対し、出張の途中に“なんとなく”神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。全く異なる震災体験をしたふたりの間には、大きな溝が広がっているように見えた。しかし、“ある場所”に差し掛かったとき、美夏は勇治が長年抱え込んできた過去を垣間見ることになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかったふたりの想いが、不器用にあふれ出そうとしていた。

『その街のこども 劇場版』サブ1.jpg『その街のこども 劇場版』
2010年11月20日 シネ・リーブル神戸、シネ・リーブル梅田ほか先行ロードショー
2011年1月15日 東京都写真美術館ホール、池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー
出演:森山未來、佐藤江梨子、津田寛治
脚本:渡辺あや
音楽:大友良英
テーマ曲:阿部芙蓉美
プロデューサー:京田光広
監督:井上 剛
上映企画:NHKプラネット近畿
配給:トランスフォーマー
(2010/日本/カラー/HD/83分/ビスタサイズ/ステレオ)
(C) 2010NHK

Live Info.

『その街のこども 劇場版』公開記念前夜祭
2011年1月7日(金)新宿LOFT
OPEN 18:00/START 19:00
ADV ¥3,300/DOOR ¥3,500(共に1DRINK代別途必要)
出演:大友良英 サウンドトラックス
   大友良英(ギター)/近藤達郎(ハーモニカ、キーボード)
   江藤直子(ピアノ)/松本 治(トロンボーン)/西村雄介(ベース)ほか
   スペシャル・ゲスト:阿部芙蓉美(ボーカル)
問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382

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