来たる2023年6月14日（水）下北沢MOSAiCにて、3人のライブフォトグラファーによる共同企画イベント『光彩 vol.1』が開催される。都内各地で活動するフォトグラファーのスエヨシリョウタ、TAMA、浅香郁絵の3人は、撮影されるアーティストたちからはもちろんだが、そのファンである観客からの評価も高い。当日は3人が一押しする6組のアーティストのライブだけでなく、当日3人が撮影したライブ写真の【即出し販売】も行なわれるという。開催を目前に控えた3人がメールインタビューに応えてくれた。（インタビュー・文：たまきあや / 下北沢Flowers Loft）
──3人の出会いのきっかけ、イベントを企画することになった経緯を教えてください。
それぞれ撮影しているアーティストが対バンして、現場で出会いました。もともとお互いSNSで繋がってたのですが、最初はなかなか現場が被ることがなくて。でも少しずつ同じ現場に3人で入ったりして、一緒にお仕事する機会が増えました。
自主イベントもそれぞれ開催していたのですが、去年3人がたまたま集まった時に、カメラマン3人で何か面白いことしたい！ となり、イベントを開催することになりました。
3人が撮影しているアーティストの界隈が少し違うので、だからこそ集められたメンツだと思っています。私たち3人だから作れるイベントです！
──イベントタイトル『光彩』の由来は？
タイトルを決めるにあたっては3人でいくつか候補を出していました。
憶録、光撮、憶撮…etc. 熟語を調べたり写真用語を調べたり、造語を作ろうとしたり。その中でこれいいね、となったのが「光彩」です。
「光彩」は「光」は写真を撮る上で欠かせない照明。そしてステージで輝くバンドたち。「彩」は浅香、TAMA、スエヨシ、そして出演してくれるミュージシャンたちそれぞれに彩りがある、そんな意味が込められています。
──当日撮影した写真の即出し販売について、お考えを聞かせてください。
ライブの写真はSNSで速報として上がることが多いですが、即出しで販売をすることで、スマホは通さずに、その日の記憶と思い出を写真という形で持ち帰って欲しいと思っています。即出し販売は当日のみ購入できるので、ぜひゲットしていただきたいです！
──出演バンドの見所、おすすめポイントを教えてください。
【BACKDAV】
かっこいいギターロックサウンドにとても心躍ります！メンバー全員の個性がしっかり一つになって、ライブのパフォーマンスも見ていて釘付けになる！ 元気をもらえるバンドです！
【Wick Winkle】
独特なメロディーとストレートな歌詞がとてもクセになります！ 日常に突き刺さるような歌詞にグッとくるし、ライブを見て3人の世界観に引き込まれて欲しいです！
【minori】
優しい歌声なのに、力強い演奏、熱いライブパフォーマンス！ そんなギャップがminoriの激押しポイントです。minoriの音楽に私が元気をもらっているように聴いてくれるお客さんにも元気を与えてくれますように…！
【藍色アポロ】
『線曲がって止まって』のMVを初めて見た時、一瞬で魅力に引き込まれてしまいました。藍色アポロの最大の魅力は一度聴いたらクセになる音楽性です！
【高高-takataka-】
アコギの優しい音色とエレキギターのような轟く轟音が、アコギ2本とは思えない音表現の幅を生み出す。高瀬のヌーディなボーカルと高田の天使の囁きのような歌声の絡みが耳から離れません。
【Bamboo】
超絶元気ポップバンド、Bamboo。有り余る元気が身体に出ちゃうBass.匠、踊るメロディを弾きまくるE.Guitar.大吉、パワフルにステージを楽しみ尽くすVocal.ちなみ。聴けば一瞬で虜です。
──当日に向けての意気込みをお願いします。
1月から3人でたくさん話し合いながら準備をしてきました！ 演者もお客さんも自分達も全員が楽しめる日にします！ そして、みんなが新しい音楽に出会ってくれたら嬉しいです。当日はかっこいい写真を撮って、素敵な思い出になるよう最高の瞬間を切り撮ります！（浅香郁絵）
以前から撮影仕事で信頼を置ける2人と「何か面白いこと」やりたいよね、ってことで今回の企画を立ち上げました。それぞれの撮るバンドたち、そのバンドたちの世界観が絡みあってもっともっと幅広くお客さんの耳に届けばいいなと。そしてライブで切り取られた一瞬をその手に持って帰ってもらえたらいいなと思います。（スエヨシリョウタ）
今までにやった事のないことをしたい！ そんな思いで3人でこの企画を組みました。実際、いろんなところから反響がありました。この3人、６組のアーティストにしかできない『光彩vol.1』みんな気合い入ってます！ 当日にしか買えない販売もあります。絶対良い写真切り撮ります！ ぜひ遊びに来てください！（TAMA）
