下北沢SHELTERは、この4人でのはじまりの場所
──ツアーファイナルの詳細が先日発表されましたけど、erihaとはオーディションを通じて出会ったんですか?
石川:いや、たしかAmbit.(東京町田の3ピースバンド)のレコ発に、俺が急遽弾き語りで出ることになって、そこにerihaもいて…。だからアラナミとしてっていうより、俺単体とerihaがはじめましてだったんだけど。そこから仲良くなって、erihaが東京ではじめて企画をするってなったときにアラナミで呼んでもらって、っていう交流がありましたね。
──なるほど。シノカとはどうですか?
石川:シノカは、現体制になる前に1回だけ一緒にやったことがあって。そのときにボーカルのこうへいくんと俺が打ち上げで話してて、バイブスが合ったというか、俺が個人的にすごく好きになって、またやりましょうって。でもそこからアラナミはメンバーが抜けたり、あんまり活動できなくなっちゃって。本当は去年の企画にも呼んでたんだけど、シノカがツアーで出れなかったり…。でも親交はちょこちょこあって、このあいだ久々にまた一緒になって。俺はほんとにシノカが好きだから、バンド同士でっていうよりかは、俺が強いのかも(笑)。
──他のみんなは?
3人:……(なぜか無言)。
──黙っちゃった(笑)。
じう:なんか仲悪いみたいな感じになっちゃった(笑)。全然そんなことなくて、それこそerihaとは昨日も(新潟のライブで)一緒だったし。erihaは不思議だよね。そんなに対バン回数も多くないし、地元も違うけど、ちょうど節目のタイミングで会ってるバンドで、影響を受けてます。シノカは、個人的にはまだあんまり交流はないけど、だからこそ、どんなバンドなんだろう、どんな人たちなんだろうっていう楽しみがあるかな。
nomuお:シノカはアニキ・アネキって感じで、erihaはお兄ちゃんって感じかな。
yuki:あ〜、わかるかも。
──先輩というか、お兄ちゃんたちの胸を借りて、ってことですね。頼もしいですね。
石川:ファイナルはイベントについてもサクサクと決まったほうで。
──下北沢SHELTERでのツアーファイナルは後から追加で発表されましたけど、はじめから決まってはいたんですか?
石川:うん、わりと前から、日程を押さえたりとかはしてて。スリーマンにしたいねって話とかも。
──個人的に、SHELTERがどこかに入るだろうなとは思っていても、ツアーファイナルっていざ発表されると、少し意外な気持ちもあったんですけど。みんなは「SHELTERしかないだろう」って思ってたんですか?
石川:俺らが現体制になって初ライブをしたのがSHELTERなんだよね。町田CLASSIXはもちろん俺ないしアラナミのホームなんだけど、はじまりの場所、みたいなのはSHELTERで。
──なるほど。今の4人でのスタート地点。
yuki:ちょうど一年ぶりくらいなんだよね、最初のライブから。
石川:なんていうか、自分たちのステージを一つ上げるきっかけにしたいなって。それこそ、この一年この4人でライブをやってきて、一年間の答え合わせじゃないけど。…過去一やべえ日にしたいよね(笑)。
じう:同じく(笑)。節目だし、ツアーを回ってきた成果でもあるし。
nomuお:集大成みたいな。
──ツアーの集大成もありつつ、一年間この4人でやってきたことの集大成を見せられたらいいですよね。
石川:それもね、繋がるしね、「燈」「愁」の話と。
yuki:すごい、無意識に張ってた伏線を回収していってる(笑)。
──(笑)それでは最後に、改めてツアーファイナルのPRをみんなの声でお願いします。