ロシア仕込みのクラシックバレエを活かした美しいダンス
――普段はどのような活動をされているのでしょうか? 改めて自己紹介をお願い致します。
石丸:はい! SUPER☆GiRLS4期メンバーの石丸千賀です。SUPER☆GiRLSの中ではロシア仕込みのクラシックバレエを活かした美しいダンスをお届けできるようにということで「ダンス担当」と、自ら自分にプレッシャーをかけるためにも言わせていただいています!!
――ロシア仕込み??
石丸:はい、中学2年生の時からロシアの「ボリショイ・バレエ・アカデミー」に留学していました。
――中学2年生!? それからどのくらい留学されてたんですか?
石丸:「ボリショイ・バレエ・アカデミー」は2年間、そのあとは「ワガノワ・バレエ・アカデミー」「ペルミ・バレエ・アカデミー」と、ロシアの3大国立バレエアカデミーに合計4年間通ってました。
――す、すごいキャリアですね…! ご両親がバレエに熱心だったんですか?
石丸:いや、2歳の時にたまたまテレビ番組でやっていたロシアのバレエの特集を見まして……それで、「バレエをやる!」「ロシアに行く!」って言って、地元(福岡)でロシアメソッドのバレエの先生に習っていたら、ボリショイの先生にお声がけいただいたんです。それで、中学2年生から留学することになりました。
――ロシアにはひとりで行かれたんですか?
石丸:そうです。ひとりで行って「ボリショイ・バレエ・アカデミー」の寮に入りました。
――留学する前にロシア語は勉強されたんですか?
石丸:まったく(笑)。入国許可証がおりてから2週間以内に入国しなくてはならないという切迫した状況だったので、まったく勉強できませんでした。で、現地でロシア語をロシア語で学びました(笑)。留学生がポツポツいるので留学生向けのロシア語の授業があるんです。
――中学2年生でそんな過酷な環境に……。
石丸:ひたすら電子辞書とにらめっこでしたね(笑)。
――いまでもロシア語はペラペラなんですか?
石丸:はい、日常会話くらいならできます。
――で、中学2年生から4年間というと、高校2年生のころに日本に帰ってきたということで?
石丸:はい、そのころに足を怪我してしまって、治療のために戻ってきました。その後も足首と膝の手術を7回行ったんですが、最終的にドクターストップがかかってしまい……プロバレリーナへの道は断念しました。
――バレエは肉体を酷使するというか、相当ハードなんですね。
石丸:そうですね。あと、人一倍練習をし過ぎました。でも病院の先生から「バレエは無理だけど、ダンスは大丈夫」というお言葉をいただいたので、今はSUPER☆GiRLSに全力投球できています!
――今回、イメージモデルを務めていただくことになった『新宿ロフトプラスワン』では、さまざまなサブカルイベントが開催されています。石丸さんがお好きなサブカルジャンルなどあれば教えてください。
石丸:それこそロシアに留学していたときなんですが、クラスメイトに日本好きな子が多くて。寮の中では頻繁にアニメの主題歌が流れていたり、寮内放送で「これから〇〇で日本のアニメを流します」とかアナウンスがあると、めちゃくちゃ盛り上がるんです。それほど日本の文化は人気でしたね。
――主にアニメですか?
石丸:人気だったのは、アニメ、アイドル、ゲームですね。そこで私はアイドルとアニメにどハマりしました(笑)。アニメは、特に日常系が大好きです。
――日常系といいますと?
石丸:私の一番好きなアニメは「ご注文はうさぎですか?」という作品なんですが、これまで昭和とかに流行っていた少年系のアニメとは違って、本当に少年少女たちの日常をただただ描いただけの何もハラハラ感のない、ワクワクすることもないんですけど、ただただ癒される。日本の社会がストレス社会と言われ始めたころから発展し始めた日常系のアニメが好きです。めちゃめちゃピンポイントなんですけど。