真のダイバーシティは同調圧力に屈しないこと
──この映画は、「殺るか殺られるかに抗うひとりの人間の物語」で、監督にとってはそれが撮影することであると感じたのですが、次はどのようなテーマを撮りたいなど構想はありますか。
MXU:「殺るか殺られるか」を強いる集団と個の問題については、ライフワークとしてこれからも掘り下げていきたいし発信できたらなと思います。真のダイバーシティは同調圧力に屈しないことだと思うので、今度は身の危険を顧みず、抵抗する一市民を主人公にBADDREAMの続編を撮りたいなと考えています。初期マッドマックス3部作みたいにできたら、です。
──20日のイベントは監督の他に主演のDAIGOさんや豪華なゲストさんもいらっしゃいますが、どのようなトークになりそうでしょうか。
MXU:皆さんバラエティー豊かで様々に活動している方なので、一筋縄でいかないトークとなると思います。それぞれの体験などぶつけ合い、共生社会への新しい手がかりが見つかったら嬉しいです。また、ご来場いただいた方とのトークでも議論を深められたらです。
──これから映画を見る方にメッセージをお願いします。
MXU:いろいろ熱い想いは込めているのですが、とにかく退屈しない眠くならないように畳みかける展開のカオスなジェットコースタームービーなので、ぜひ構えずに見ていただけたら嬉しいです。3月20日東京上映は多分当日券も出そうなので、年度末お忙しいと思いますが仕事帰りにぜひともお越しください!