アルバムのポイント
----ではアルバムのポイントをお一人ずつお願いします。
CHISA:やってる側から言うのもアレなんですけど...、初めて出すアルバムがこのバリエーションって、なかなかないと思うんですよね。今応援してくれてる人は、新しいバンドというだけでは聴けてない人も当然いるとは思うんですけど、人に薦める時は、新しいバンドとして紹介するいい1枚が出来たというか。今思い入れがある人は、僕らが3人で活動してた時期があったりだとか、いろんなことがあった想いでこのアルバムを聴くと思うんですけど、フラットな状態で聴いても十分バンドとしてお薦め出来るものが1枚に集約されてるんで、普通にいろんな人に薦めて欲しいです。多分、どれかには引っ掛かるだろうと思って僕らも作ってるんで。
将吾:どれかには引っ掛かるやろう〜。俺は、推し曲を聞かれた時は、言わないといけないから自分が原曲だったり歌詞を書いた曲を言うんですけど、本当はあんまりどれっていうのはないんですよね。
----これっていうのはなく?
将吾:これっていうのは、本当に決めろって言われても、決められないですね。その日の気分によって自分の流行りが違ったりもしますし。今日は多分俺は、『懐色花火』なんですけど。
RIKITO:今日の俺は(笑)。
一同:(笑)
将吾:(笑)昨日は『罵詈雑言』やったんですけど。だから全部の曲を普段から聴けるんですよ。自分たちが作ったっていうのがあるかもしれないんですけど。基本的にアルバムって、早送りする曲が絶対にあるんですよ。俺は一番好きなバンドの曲でさえ、最初の頭4曲から下の曲は聴かないくらいのレベルなんですけど。あんまり暗い気分になりたくない時は、『アナザーワールド』は飛ばしたりするんですけど(笑)。
RIKITO:ここぞの1曲やからね(笑)。
将吾:推し曲ってもし言われたら、本当はどの曲もなんで、これっていうのはないんですけど。リードとして衣装に合わせた『絶唱謳歌』は、もちろんそうなんですけど...。決めれないんですよね。これから先、これが定着したからライブでこれを演るんじゃなくて、全部の曲を演っていこうと思ってるので、発売前に演れる分だけ演ってしまおうみたいな感じで思ってるんですよ。この間は『ADVENTURE TIME』を演ったけど、次は『罵詈雑言』か『RUN』も演って、その後にもいろんな曲を演って、みんなの反応を見たいなと思ってるんですね。
HAL:普段はフランス料理をやってるんだけど、賄いで出してるカレーが実は美味しくて、限定でランチで出します、みたいな感じです。
一同:(笑)
RIKITO:どれが!
HAL:そういうのってあるじゃないですか。技術を持った人たちが作ると美味しくなっちゃうんですよ。だから全部美味しくなっちゃったなっていう感じですね。分かりやすく言ったつもりなんですけど、伝わるかどうか分からないですね(笑)。
----では最後にRIKITOさん、お願いします。
RIKITO:これの次に(笑)。
HAL:オチが先に出ちゃったね(笑)。
RIKITO:さっきも言ってたように、どれかしらは当たるだろうって(笑)。人それぞれの聴き方があるとは思うんですけど、それぞれのメンバーの性格っていうのが歌詞に出てると思うので、そういったところもしっかりと意味を感じながら聴いてもらえればなと思います。
HAL:みんなに当てはまることなのかもしれないんですけど、たまに思うんですよ。ドラムをずっとやってきて、音楽をずっとやってきて、実は向いてないのかもしれないなって。練習してて、全然上手くならなかったり。本当はゴルフの才能がめっちゃあったりとか...。
将吾:それ、俺も思う時がある。「あかん! 俺、ギターより才能があることが、多分あるんやろうな」って。
HAL:人生間違ったかなって思う時があるから、曲の中でもいろいろと挑戦してて。アクメを始める前、割とラウド寄りでやろうって言って始めたけれども、実は何気にバラードが評価されてたりとかあって、「あっ、このバンド、バラードいいんだな」って。そういうのはやってみないと分からないことがあるんで、こういうバリエーションをこれからも広げていけたらなと思います。またさらに、「こういう色が出せるんだね」っていうのが発見出来るかもしれないので、それも期待して頂けたらと思います。
・・・全文は後日webRooftopにて公開!