あのゲッターズ飯田さんの一番弟子がネイキッドロフトに初登場! 予約が一瞬で埋まってしまったのが先月...中一ヶ月のスクランブル開催となった今月2日の第二回も当然、速完売!
そんな今大注目の"「仮面の元美人」占い師"、ぷりあでぃす玲奈さんに直撃取材![interview:齋藤航(NakedLoft)]
60名を一気に占う
--前回のイベント、60名を一気に占うというのはいかがでしたか?
玲奈:初めてのチャレンジでした。でも大変だったなって部分よりも手際の悪さに反省がありました。もっとスムーズに出来たんじゃないかって。翌日、全く声が出なくなりました。ボイトレから始めなきゃいけないかなって(笑)。コンディションを整えていかないと! イベントは体力勝負だということがよくわかりました。飯田さんがやっているから「いつかできるようになるんだろう」と思ってたんですけど、そんな甘いもんじゃなかったですね。いつも飯田さんとイベントをやっているおくまんさんにご一緒していただけたおかげで、すごくやりやすくて、とても助かりました。
芸能界
--そもそも芸能界というか、モデルのお仕事をされていたんですよね。最初のきっかけは?
玲奈:中3のときにスカウトされて、女優を目指してました。当時はなんとなく覚悟もないまま漠然と受けてしまって、兵庫から東京の高校に入学してそこからずっと一人暮らし。同棲したりはありましたけど(笑)。
--15歳から一人暮らし…いろいろ誘惑は多かったんじゃないですか?
玲奈:そこはわりと真面目でした。恋愛はしてましたけど。事務所からも厳しく指導されていて、髪も染めちゃダメだし、眉毛もいじっちゃダメ。親とは、学校にちゃんと通えないようだったら即刻連れ戻される約束だったので、学校に行ってその後レッスンが毎日2〜3種類あるので終電で帰って、家事をして。真面目にレッスンを全部こなしていたら椎間板ヘルニアになってしまって、今でも持病なんです(笑)。高校生活の最後のほうで事務所を辞めて、モデルの仕事などを始めて、そんな時に飯田さんと知り合ったんです。
--のちに師匠となるゲッターズ飯田さんですね。
占い師・師匠と弟子
玲奈:最初は普通に占ってもらったんです。それが凄く独特で…早口すぎて何を言っているのかわからなかったりしたんですが(笑)、全部当たるし、とにかく友達になりたくて、しばらくは飲み仲間にしていただきました。知り合ってから1年後ぐらいですね、ちゃんと教えてもらうようになったのは。
--「弟子にしてください!」みたいな?
玲奈:じゃないんですよね。師匠から「ちょっとやり方を覚えてみる?」と提案していただきました。私があんまり相性を聞きまくるから面倒になったのかもしれませんけど(笑)。
『師匠と弟子』といっても現場にべったり付いて行って、というのでもないので付き人的な形ではないです。とりあえずノートを全部書き写すところから始まりました。飯田さんが自分で勉強しながら書いたものなので。それを丸写しすることが最初で、使い方を教わるのはもっと後になってからでした。
幾つもの占い方法を組み合わせて占うスタイルなので、いきなりでは何が何だかわからなくなっちゃうと思うんです。ある程度できるようになってからは、飯田さんから急に送られてくる生年月日から占ったりする抜き打ちテストがあったり(笑)。
--もうその時点では占い師になろうという決意があったんですか?
玲奈:最初のころは全然そういうつもりはなかったんです。タレントとして、特技として占いができれば武器になるな、というぐらい。その頃、一時期本格的に体調を崩して、事務所を離れて実家に帰ることになってしまいまして、今から将来に向けて何ができるだろうって考えた時に、やっぱり占いが頭に浮かんだんです。そんな中に、飯田さんのお知り合いの方から女性誌のwebサイトの「ワイン占い」という仕事をいただいたのが最初のお仕事です。もともとワイン大好きなので、駆け出しの占い師としてはかなりラッキーでした(笑)。
--それは自分で自分を占って、それにそって行動しているからなんでしょうか?
玲奈:自分の占い結果は頭に入ってますけど、特に意識してそれにそって行動しているわけではないんです。後になって答え合わせのように、あそこはこうなっていたからうまくいったんだな、ということはありますけど。
私はこれまで何も生産性のない経験をしてきたと思ってたんですが、これまでの仕事で覚えたメイクもヘアアレンジも、趣味のネイルも、今までの経験が全て今の占いの仕事に活きているんです。一つも無駄じゃなかった。
占いと恋愛
--玲奈さん独自の占いのスタイルってどういうものだと考えてますか?
玲奈:私は多分、普通の人より若い頃から大人たちを見てきて、たくさん恋愛をしてきたと思っています。裕福だったわけでもないですし。いろんな人のいろんな話を聞いたときに、共感できる部分を多く持っていると思うんです。
「私だったらこうする」を共感しながら伝えることが出来る。占い結果が出たとき、その結果を一度、自分に置き換えるようなイメージで、それからそのときどう思うか、を考えてから伝えるようにしています。
--同調させる、ってことですか。それは…疲れますよね。
玲奈:だから、占い結果が自分本来とあまりにかけ離れているところにある場合は、伝えるときにどうしても間ができてしまったりしますね。ここは他の占い師の方とは違う部分だと思っています。
--「共感しながら」という部分についてですが、イベントで印象的だったお話、玲奈さん自身は物凄く人見知りだっていうところでした。
玲奈:何も知らないまま15歳で一人で暮らし始めたことで「騙されちゃいけない!」っていうガードの固さ、警戒心がありました。
--その部分と、恋愛経験が豊富(笑) っていう部分のギャップというか、そこに妙に納得をしてしまいました。
玲奈:目の悪い人みたいな距離感がありますね(笑)。恋愛経験には発展したものの、全く信用できないままの人もいました(笑)。占いの練習台として、占いを始める前に付き合っていた元彼を占ってみたりしたんですが、なんとなく自分が好きになる人の傾向はわかりました。
自分にないものを持っている人ばっかり好きになってましたね(笑)。コンプレックスの塊だったんだなって。容姿以外だと、段取りをきちんと組んで準備ができる人とか(笑)。占いを覚えてからは、なるべく相性の良し悪しで付き合う人を選ぶようにしています。
--え! そんな感じなんですか?
玲奈:相性の悪い人と付き合ってるときは、占った結果でその人の望むような行動ばっかりをするようになっちゃったんです。そうするとすごくうまくいくんですけど、私が疲れちゃうんですよね(笑)。