2016年10月17日──あの熱気と興奮が再び!!
ロフトプラスワンにて第三回目を迎える『職業DE合コンvol.3』。この特殊合コンのプロデューサーでもある折原ゆかりさんにインタビューを敢行!! すべてを丸裸に曝け出して頂きました!!【Interview:一木義彦 (LOFT /PLUS ONE) 】
パッと出会ってパッと消えていく
──まず、『職業DE合コン』とはどのようなイベントなのでしょうか?
ゆかり:おカタイ職業からヤワらかい職業まであると思いますが、その肩書きを提示する合コンて面白そうだなと。しかも年齢・容姿は全く関係ありませんし! ちなみに自分はAV女優という職業なんですが、職業に引け目を持ってる人も参加しやすいよう、自分が率先して「AV女優もいますよ〜」って来やすいようにしているんです。
──お客さんはどんな職業の方が来るんですか?
ゆかり:男性だと、映写技師、整体師、プロレスラー、女性は、ポールダンサー、美術館職員、エスティシャンとかあとは靴を直す人とか(笑)。ですかね。
──ちなみにカップル率は?
ゆかり:今まで「熟女合コン」も「ぽっちゃり合コン」もずっとカップリングをやってきたけど、「職業DE合コン」になってカップリングを辞めたんですね。カップルになっちゃうと、他に気になった人と連絡先交換したかったと思った時、やっぱり遠慮しちゃうんですよね。だから、カップリングは無くしたんだけど、後日「あの時に会った人と付き合いました」とか「今日、食事に行ってきます」とかたくさん聞きますよ。なので、けっこうな打率だと思います。
立地的に歌舞伎町ということもあり、パッと出会ってパッと消えていくっていうのはよくあって、そのぐらいイージーな(笑)イベントです。だからスタートは会場がパンパンだったのに、終わり頃にはスカスカっていう(笑)。
──イベントでモテる人ってどんな人ですか?
ゆかり:これはもうストレートに、男性はご馳走してくれる人ですね。女性は、明るくて隙がある人ですかね。
──隙があるってどんな人ですか?
ゆかり:それこそ一人でボーッとしてるとか…というか一人で来てる人はけっこうモテますね。
──イベント中のゆかりさんの役割ってなんですか?
ゆかり:盛り上がってないところを盛り上げる。つまり賑やかしですね。あとは女性男性問わず相談にのります。「童貞ですが、どうしたらいいですか?」とか「男性経験がないですが大丈夫ですか?」とか、けっこう多いですね。
──恋愛経験が無い人も合コンに来るんですか?
ゆかり:来ますよ。そのぐらい、安心感みたいなものがココにはあるみたい。
──やっぱりゆかりさんに対しての安心感みたいなものですかね?
ゆかり:というより、ロフトの良いところと私の良いところ…つまり敷居が高くないとこですかね。スゴい美女揃いとか高学歴ばっかりとか、それはそれでいいですが、敷居が高いじゃないですか。モテたことが無くてもたった一杯のご馳走でモテるかもしれないし。
──夢がありますね、ある種。
ゆかり:ブランドじゃなく、敷居ですよね。すぐ越えられる敷居の低さ(笑)。
──例え一人になっても賑やかしの人達がかまってくれますもんね。
ゆかり:そう! サクラじゃなくて賑やかし(笑)。
きっかけは穴埋め
──「職業DE合コン」を二回開催して、先月ラテンに特化した「LATIN DE 合コン」を開催しましたよね。
ゆかり:やっぱりずっと同じテーマだと飽きるから、ちょっと冒険のつもりで。まあでも夏も近いしラテンがいいんじゃないかと。せっかく歌舞伎町でやってるんだから、土地柄多国籍な感じで外国人の方も来るんじゃないかと思って外国人割引とかやったんだけど…まさかの外国人0人で(笑)。動員数も「職業DE合コン」と比べるとアットホームで。でも、今までがたまたま運が良くて全部成功しただけかもなので。合コンイベントを開催しようと思ったのもロフトプラスワンのスケジュールに穴が空いたから急遽入れただけで。きっかけは穴埋めです。石崎さん(前LPO店長・現渋谷ロフト9店長)が、ここ空いちゃったから合コンでもやりませんか? って。
──第一回目の熟女合コンから穴埋めですか?
ゆかり:穴埋めです。初めはグランジの佐藤大君と私が司会で合コンを仕切るというもので、でも大君がスケジュール合わなくて、また何ヶ月後かに穴が空いたらしく、ゆかりさんを生かした合コン、「熟女合コン」てどうですか? って言われて。それで第一回目の合コンがスタートしたんです。
──今まで合コンの司会の経験はあったんですか?
ゆかり:いいえ~。というかファンです~と気軽にお声かけてくれたりする方が集まってくれた事も初めてで、水面下から、沸いてくるな~と(笑)。
──最初は女性って来ましたか?
ゆかり:そんなに来なかったですね。だから女性は自分の知り合いとかに声をかけてなんとかかき集めた感じです。それでも男女比8:2ぐらいでした。熟女合コンは東京で五回開催したんだけど、最終的には男女比6:4くらいになりましたね。
──次が「ぽっちゃり合コン」ですよね。
ゆかり:熟女を集めるのに限界を感じて…(笑)。熟女は歌舞伎町には居なかったみたいです(笑)。で、「ぽっちゃり合コン」を開催したら男女比が一緒だったんです。ぽっちゃり女子は歌舞伎町にたくさん居たみたい(笑) でも、ぽっちゃりにも限界を感じて、2回目で。
──2回目で(笑)。
ゆかり:ええ(笑)。今までは間口が狭かったんで、もうちょっと広げようってことで、ほとんどの人が持っているであろう「職業」でと。それに職業を持ってない人でも「ニート」とか「すねかじり」とかの肩書きで参加してもらえればと思って。人間だったら良いんじゃないかと(笑)。
──職業は「人間」(笑)
ゆかり:「人間DE合コン」みたいな(笑)。生きていれば参加OK。合コンの終着駅ですね。
ケツの穴も広げます!
──最近は毎回もれなく記憶を無くしてるとのことですが、初回の「熟女合コン」から記憶を無くすまで飲んでたんですか?
ゆかり:「熟女合コン」は第3回目くらいから記憶が無い時もあり~(笑)!賑やかしから送られてくる知らない写真がいっぱい…え~、こんなことしてた!? って(笑)。
──毎回記憶を無くしているにも関わらず、イベントをこんなにたくさん開催できるのはスゴいですね(笑)。
ゆかり:確かに(笑)。失敗もたくさんありますけど、意外にちゃんとしてましたよ~と言われますし、ロフトプラスワンを信用してますから。どんなに酔っぱらっても金をポッポされない(笑)。100か0ですよ、飲むか飲まないか。
──飲む人生と飲まない人生だったら
ゆかり:私は飲んでつぶれる人生を選ぶし、ケツの穴も広げます(笑)。石崎さん(前LPO店長・現渋谷ロフト9店長)のケツの穴も私が広げる、と(笑)。
──「職業DE合コン」ですがどんどん動員も増えてきて、今後はもっと大きくなっていくのでしょうか?
ゆかり:やっぱりロフトプロジェクトあってのものですので(笑)。ここだとみんなケツの穴まで広げて、ウエルカム! って待っててくれるから。積み重ねてきたここでの酒の数(笑) とロフトとの助け合いあってです。
──前店長の教えですから(笑)。それでは最後に今後の展望を。
ゆかり:みんなのコンプレックスやフェチとかにも生かせるような合コンがやりたいですね。自信満々の人だけが集まる合コンじゃなくて。今まで女性にフィーチャーしていたけど、一回くらいは男性の為にやってみたいですね。「おじさんコンプレックス合コン」「薄毛合コン」とか(笑)。なので、これからも根気強く懲りずに一風変わった良いイベントを作っていきたいと思います!
折原ゆかり
2008年AVデビュー。豊満美熟女女優として頑固なる地位を築く一方、イベントの主催や多岐に渡る活躍でAV業界外からの注目も集めている。「エロ優しい」
その性格から男性ファンならず女性ファンも魅了。ロフト各店舗にも多々出演の熟女AV女優