まだまだ可能性があると思う
── では、2014年の12月にはどうなっていたいというイメージはありますか?
小田井:演歌歌謡界という世界の中で、これまでテレビで見ていた方っていっぱいいらっしゃるんですけど、まだお会いしたことがない方にもたくさんお会いしたいです。
酒井:2014年は何かは起こるような気がしてます。僕らは特撮の代表作に出演させて頂いたメンバーが揃っているから、サブカル寄りの純烈と紅白歌合戦のようなメジャーのフィールドを目指している純烈がいますけど、両方とても大事で、もっともっといろんな人を巻き込める力を持っていると思うし、その可能性があると思っています。王道のムード歌謡に偏りすぎるよりは、それぞれの持ち味を生かして、ひとつずつ探りながら形にしていきたいです。2013年に出来なかったことはやっていきたいですね。
── 白川さんは?
白川:お客さんを増やしたいというのはもちろんですが、生バンドでコンサートをやりたいですね。生バンドでやるとタフになると思うんです。みんなで合わせたり、コーラスを合わせたりの回数も増えていくだろうし、僕たちも恥をかきたくないという思いが出てくるから、よりプロフェッショナルな方とやっていきたいですよね。あとお客さんにお金を頂いてライブをやる以上、喜んで頂けないと意味がないからひとつひとつのことをしっかりとやっていかないとと思います。
── ライブに行くと、ご年配の方々が乙女のようにキラキラとした目でステージを見ているのが私は毎回とても印象的です。
酒井:60代以上にとっては薬より効く。僕たちが歌えば、みなさんが元気になると思っています。でも、ホントにひとつひとつしっかりやっていくのが大事ですね。それと、自分たちの希望ばかりを言うんじゃなくて、まわりから求められるように結果を残していかないとと思います。
── わかりました。他に何か言っておかなければいけないことってありますか?
酒井:『スターライト札幌』を有線にリクエストしてください。この世界では有線リクエストがとても大事なんです。お願いします。それと、この場でお礼を言いたいんですけど、10月に博品館劇場でお芝居(Bizテインメント・シアター WAY OUT)をやった時に、ロフトプロジェクト代表の平野さんに大きなお花を出して頂いて、この場を借りて「悠さん、ありがとう」と伝えてください。