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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】SPORTS(2006年1月号)- How Are You?

How Are You?

2006.01.01

2005年5月にリリースされたシングル『Believer』以来、8ヶ月ぶりとなる作品『How Are You?』。今回はミニアルバムということで、よりSPORTSの世界を身近に感じることができる。また、インディーズ時代にリリースされた『Washing Machine』も新たに収録されていて、現在のSPORTSが鳴らしたい音がここに表現されているのではないだろうか。以前よりグッと骨太になった音を堪能していただきたい。このアルバムのリリースにあたり、再びSPORTSのメンバーにお話を伺うチャンスが訪れた。『Believer』の時は自分も信用できないと言っていたが、今回は『Believe Me』という曲が収録されているほど、SPORTSをやっていくにあたって自信がついた彼らに会うことができた。前回のインタビューの時はすっかり伊藤ワールドにもっていかれてしまったが、今回も伊藤ワールド全開なのかという多少の不安を抱きつつ(!!)インタビュー場所へと向かった。やっぱり伊藤君にはかないません(笑)。(interview:やまだともこ)

僕ら2人がしっかりしなきゃ

──1月11日にアルバム『How Are You?』をリリースされるんですが、前回のシングル『Believer』後にベースが脱退されてから初の作品となりますが、制作はけっこう大変でした?

03_apho1.jpg伊藤:そんな大変じゃなかったですよ。デモ段階では僕が拙いながらもベースを弾きましたし。サポートで弾いてもらった方もライブで弾いてくれている菊池君と前回のワンマンでお手伝いしていただいた笠原さんだったので問題なくレコーディングできました。クボタさん(BEAT CRUSADERS)はレコーディングまで忙しくてあわせる機会がなかったんですけど、もともとSPORTSを聞いていてくれてたのでやりやすかったです。

──正式メンバーに迎えようというのは考えてないんですか?

伊藤:ベースが抜けてるのは2回目なんで、わりと慎重に(笑)。いい人がいたら一緒にやりたいなという気持ちではずっとやってるんですけど。

──今はサポートでまわりから支えてもらっている状態が一番いいという。 2人 そうですね。はい。でも、いろんな人にサポートで参加してもらうと自分達の刺激にもなりますね。

伊藤:僕ら2人がしっかりしなきゃっていうのが第一にありましたね。前のベースがワンマンの1週間前に出られないってなって、急いでベーシスト探して地獄のような練習をしたんですけど、ワンマンの時はしっかりやれたんで自信になってますね。

大石:あれは一番大変だったよね。

伊藤:ベーシストさんがよかったのと2人でも基礎がしっかりしてたので、それが自信になり今回のレコーディングもそのままいけたし、ベースは曲ごとでいろんな音になりましたけど、基礎となるSPORTSの部分は変わらずに楽しめたな。

──アルバムが出来上がった手応えはどうですか?

大石:愛着はすごくありますね。納得できた。毎回そうなんですけど、今回特に思い入れが強くなりそうだな、個人的には。

──お客さんの反応は?

伊藤:どうなんだろうね。ノリやすい曲ではあると思うので、自然に聞いてもらえるのかなと。

How Are You ?

¥1,800(tax in) / VICL-61834

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01. Animal / 02. Believe Me / 03. Smile / 04. Xanadu / 05. Movin' on / 06. Washing Machine

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