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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】フジファブリック・メレンゲ・残像カフェ(2003年7月号)- タイトルを聞いた時、"やられた~"って思いました

タイトルを聞いた時、“やられた~”って思いました

2003.07.01

 8月7日に行われる<フジファブリック セカンド・ミニ・アルバム『アラモード』発売記念ライヴ>のゲストに招いたメレンゲ、残像カフェよりヴォーカルを集めての対談が実現!!  以前より交流のある彼らの、成立しているのかしていないのか的な会話...不思議トークを御覧あれ! 注目されている彼らをどこよりも早く集めてみました!(text:hiroko higuchi*)

このイヴェントは僕らも主役のつもりでいいんだね

──それぞれのバンドの近況を教えて下さい。
 
クボ:最近、レコーディングをしました。
 
志村:今日(6月14日)、フジファブリックはセカンド・アルバムを先行発売させました。
 
大森:レコーディング終わりました。秋に発売します。宜しくお願いします。
 
──まず、この3バンドの馴れ初めから教えて下さい。
 
志村:まず、残像カフェの大森さんと先に知り合いました。
 
クボ:でも、僕らの方がロフトでやっていた“midnightcharm”(新宿ロフトのバーホールにて、当時定期的に開催していたイヴェント)で先に対バンしたかもね。
 
大森:そうだ…。
 
志村:1回、深夜でやっていた“midnightcharm”の対バンで最初かなぁと思いきや、ロフトでやったくるりのライヴの日にロフトの事務所にいて会いました。
 
大森:スタッフの人にロフトの事務所に連れていかれて、そうしたら志村くんが座っていて…そこで紹介されて。あの時、実は酔っぱらっていて(笑)。
 
クボ:俺は、大森くんとは喋るまで時間かかったよ。他のバンドのライヴで会っても喋らなかったよね(笑)。
 
大森:お互い喋らなくって。
 
クボ:ネットで繋がった感じだよね(笑)。
 
一同:(笑)
 
志村:メレンゲとウチらの出会いもそうですよね。初めウチらの掲示板に気持ち悪い書き込みがあって(笑)。
 
大森:残像の方にも“メレンゲ クボ”って書いてたね。
 
クボ:ネットとかで、大森くんとかの書き込みを見て“あ~いい人だな”って。
 
大森:だいたい3バンドで対バンを過去にやったことはないのかな?
 
志村:ないですね…。
 
クボ:誰か企画するかなぁ”と思っていたんですけど、誰もやらないですね。
 
大森:もうやったと思われているのかなぁ…。
 
──どちらかが一緒になっても、なかなか3バンドでやるという機会がなかったですよね。
 
大森:ザンゲ(メレンゲ クボ氏と残像カフェ 大森氏のユニット)で志村くんを誘ったのになぁ。
 
クボ:まぁ、フジは大御所ですから…(笑)。
 
志村:何でですか(ツッコミ)。あの時は、ライヴやバイトに追われていまして……。
 
──志村さんに訊きたいのですが、レコ発でメレンゲと残像カフェを呼ぼうとした経緯を教えて下さい。
 
志村:実は、この3バンドでやる時はレコ発でやるんじゃなくって、自分らの企画でやりたかったんですよ。平等に3バンド、みたいな。
 
クボ:それはあるよね。
 
志村:この3バンドがメインであって。レコ発とかではなくって。でも、色々と考えて。ロフトにプロジェクターもあるし、自分らがやりたいこともあったりして…。それをお願いするんだったら、仲が良い人ではないとなかなかお願いできないじゃないですか?(笑) で、こうなったと。
 
──この2バンドはやりたいことをするために呼ばれたということですか?(笑)
 
志村:いやぁ…打ち上げも楽しそうじゃないですか(笑)。やっぱ、気を使うじゃないですか? 普通 の飲み会みたいになればいいんですよ。挨拶とか嫌いですよ~。でも、この3バンドで対バンするのは早いような気がして…。楽しみはとっておきたいじゃないですか(笑)。
 
──順番に企画やればいいじゃないですか?
 
クボ:今度はウチで。
 
──大森さんは、このレコ発に対して何か感じることはありませんか?
 
大森:…頑張らないとなぁ…。ライヴ自体は、楽しくやっていきたいですね。
 
クボ:フジ企画でウチらの方がはしゃいじゃっていいの?
 
志村:はい。
 
クボ:自分らも主役のつもりでいいんだね。もう、「フジファブリックさん、CD発売記念おめでとうございます!」とか言わなくてもいい感じ? 志村 一切そんなこと、言わなくていいです。言いたくないなら、言わなくていいです(笑)。
 
一同:(笑)
 
志村:そして、緊張感もあるな…。
 
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